木村

きむらKimura

全国18位 ・ 約57万人

木村(きむら)は、近江・下野・岩代などにこの地名があり、有力な木村氏を起こした。

3件の公開家系図に 3人

基本情報

読み
きむら
ローマ字
Kimura
全国順位
全国18位
推計人数
約57万人
全国比率
日本人のおよそ0.46%
県内ベスト5
青森県(4位)
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

多い都道府県

「木村」が県内ベスト5に入っている都道府県です。色の濃さは県内の占率を表します(ベスト5に入らない県は、数字が公表されていないため無色です)。

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
  • 〜1%
  • 1〜1.5%
  • 1.5〜2%
  • 2〜3%
  • 3%〜
  • データなし
県ごとの数字を見る
都道府県県内順位占率
青森県4位1.62%
都道府県別データについて

都道府県別の順位・占率は、明治安田生命「全国同姓調査」(2018年8月8日発表、同社の契約者約655万人が母集団)で公表されたベスト5です。国勢調査ではないため、実際の県内人数の順位とは異なることがあります。 調査結果(PDF)を見る →

ローマ字で書くと

木村をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Kimura読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 近江国(滋賀県)
  • 岩代国(福島県)
  • 越前国(福井県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

木村(きむら)は、近江(滋賀県)・下野(栃木県)・岩代(福島県)などにこの地名があり、有力な木村氏を起こした。そのほか諸国にもこの地名は多いだろう。 【1】紀姓 ― 紀朝臣成高の子孫で、近江国蒲生郡木村から起こった。『源平盛衰記』巻三十七に、次のようにある。「越前(福井県)の三位通盛は、紫地の錦の直垂に萌黄の○威の鎧を着け、連銭葦毛の馬に乗って、湊川の○を下って落ちて行かれる。団扇の旗を指して児玉七騎で追いかけ申し上げる。三位はどれほど命を長らえようというのか、鞭を(……この一行は原文に柱の文字が入り込んで読み取れない……)あてて落ちて行かれる。運の尽きであったのか、馬をまっさかさまに倒して首から抜け落ちてしまわれた。児玉党がまだ追いつかないうちに、近江国佐々木庄の住人・木村源三成綱という者が落ち合って組みついた。(両者が)木の根をかむように争ううち、その木が倒れれば底にいる毒龍が害をなす、というたとえのとおり、児玉党が追いかけてくる。佐々木は待ち受けている。まことに逃れがたく見えた。三位が上になられる。源三は返そう返そうとするが、三位は力が勝っていたので押さえて動かさず、刀を抜いて源三の首をかこうとしたが落ちない。持ち上げて見ると、鞘のまま抜いていたので切れなかったのである。源三成綱は紀中将成高の四代の孫で、木村権頭の子である。佐々木庄に住んでいたが、もとは小松大臣に仕えていて、その死後は新中納言殿に仕えたので、平家の人々には見慣れた顔であった。源平の合戦に、佐々木源三秀能の子息たちが皆関東へ下ったので、源三成綱も近く鎌倉へ下ろうとしていた。(そこを)軍兵に召されて上ってきたところ、越前三位と組み合うことになったのである」。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

木村キムラ近江、下野、岩代等に此の地名ありて、有力なる木村氏起すその他、猶ほ諸國に此の地名多かるべし。 1紀姓紀朝臣成高の後裔にして、近江國蒲生郡木村より起る。源平盛衰記卷三十七に「越前の三位通盛は、紫地の錦の直垂に、萌黄に澤渴威したる鎧に、連錢葦毛の馬に乘つて、湊河の耳を下りに落ち給ふ。團扇の旗指して、兒玉七騎にて追懸け奉る。三位幾程命を生きんとて、鞭キムコキムトウーキムラ一九五一をあてゝぞ落ち給ふ。然るべき運の極にや、馬を逆さまに倒して頸へ拔てぞ落ち給ふ。兒玉黨·いまだ追付かざりけるに、近江國佐々木庄の住人木村源三成綱と云おお、落合ひて組んでけり。兩風·木の根を嚼む、其の木たほれば、毒龍底に在りて、害を成さんとする喩あり。兒玉黨追懸たり。佐々木待得たり。實に遁れがたくぞ見え給ふ。三位·上に成り給ふ。源三驛ね返し返さんとしけれ共、三位力增也ければ、抑へて更に動さず、刀をぬき、源三が頸を搔けども落ちず。持上げ是を見給へば、鞘ながら脫たれば切れざりけリ。源三成綱は、紀中將成高の四代の孫、木村權頭が子息也。佐々木庄に居住したりけるが、本は小松大臣に奉公せし程に、おくれ奉りて後は、新中納言殿に付き奉りければ、平家の人々には見馴れ奉りたりけり。源平の合戰に、佐々木源三秀能が子息等、皆關東へ下りける間、源三成綱も近く鎌倉へ下りけり。軍兵に催されて上りたれば、越前三位とも組み奉る。

姓氏家系大辞典 第2巻 404コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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