先祖調査と家系図づくりを自分の手で進めるための手引きと、名字や家系図にまつわるコラムです。戸籍の請求から江戸時代の資料の当たり方まで、実際の手順に沿ってまとめています。
戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍の違い、請求できる人、広域交付制度の使い方、費用まで。戸籍だけで江戸時代末期生まれの先祖までたどる手順を解説します。
何から始めればいいか分からない人向けに、範囲の決め方・親族への聞き取り・戸籍集め・清書までの手順を順番に解説。挫折しないコツも紹介します。
戸籍で遡れるのは江戸末期まで。その先を調べるための過去帳・墓石・宗門人別改帳・旧土地台帳・郷土史・屋号という6つの手がかりを、現実的な当たり方と注意点つきで解説します。
名字の8割は地名由来。姓氏家系大辞典などの辞典の引き方、国立国会図書館デジタルコレクションでの全文検索のコツ、「同じ名字=同じ先祖」ではない理由を解説します。
家紋がわからないときの探し方を、墓石・紋付・仏壇など身近な手がかりから解説。名字と家紋の関係についてのよくある誤解と、見つからないときの考え方も紹介します。
婚姻は二重線、親子は単線、養子は点線。家系図を書くときの慣例的なルールと、再婚・養子縁組など迷いやすいケースの書き方、存命者を載せるときの注意をまとめました。
相続手続では戸籍の束の代わりになる図が2種類あります。自分で作る相続関係説明図と、法務局が証明する法定相続情報一覧図の違い、必要な戸籍、使い分けを解説します。
せっかく作った家系図を次の世代に確実に渡すために。紙とデジタルそれぞれの弱点、家系図データの標準形式GEDCOM、サービス終了に備えたエクスポートの習慣を解説します。
全国1位の佐藤と2位の鈴木。ありふれた名字の背後には、平安貴族のブランド力と熊野信仰の全国展開という、まったく毛色の違う2つの物語があります。
小鳥遊(たかなし)、四月一日(わたぬき)、栗花落(つゆり)。絶対に読めない名字は、実は言葉遊びの傑作です。とんち名字の仕組みと、その背後にある日本語の二重構造を紹介します。
両親2人、祖父母4人と倍々で数えると、27世代前には先祖が1億人を超えて当時の日本の人口を上回ります。この矛盾の答え「系図崩壊」と、そこから見える意外な事実の話。
徳川家康の正式な名乗りは「徳川次郎三郎源朝臣家康」。名字と氏と姓が全部入りです。今はひとまとめに「名字」と呼ぶものの中に畳み込まれた、3つの別々の制度の話。
明治9年の太政官指令では、妻は結婚後も実家の姓を名乗るのが原則でした。夫婦同姓が始まったのは明治31年。名字と結婚をめぐる制度の意外な変遷を、歴史の事実としてたどります。