松尾
まつおMatsuo
全国99位 ・ 約18万人
松尾(まつお/まつのお)は、『延喜式』が遠江国に横尾駅を載せる。
3件の公開家系図に 5人
基本情報
- 読み
- まつお
- ローマ字
- Matsuo
- 全国順位
- 全国99位
- 推計人数
- 約18万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.15%
- 県内ベスト5
- 長崎県(2位)、佐賀県(5位)
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
多い都道府県
「松尾」が県内ベスト5に入っている都道府県です。色の濃さは県内の占率を表します(ベスト5に入らない県は、数字が公表されていないため無色です)。
- 〜1%
- 1〜1.5%
- 1.5〜2%
- 2〜3%
- 3%〜
- データなし
県ごとの数字を見る
| 都道府県 | 県内順位 | 占率 |
|---|---|---|
| 長崎県 | 2位 | 1.6% |
| 佐賀県 | 5位 | 1.29% |
都道府県別データについて
都道府県別の順位・占率は、明治安田生命「全国同姓調査」(2018年8月8日発表、同社の契約者約655万人が母集団)で公表されたベスト5です。国勢調査ではないため、実際の県内人数の順位とは異なることがあります。 調査結果(PDF)を見る →
ローマ字で書くと
松尾をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Matsuo読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「松尾」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
一文字
横一文字に引いた線の図案。
『姓氏家系大辞典』第5巻 525コマに「紋三星に一文字」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 遠江国(静岡県)
- 和泉国(大阪府)
- 近江国(滋賀県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
松尾(まつお/まつのお)は、『延喜式』が遠江国(静岡県)に横尾駅を載せる。『和名抄』の佐野郡の駅家○にあたり、横尾は松尾の誤りかという。また和泉(大阪府)、近江国(滋賀県)愛智郡(後宇多院御領目録)に松尾庄があり、そのほか山城(京都府)・大和(奈良県)・甲○・上総(千葉県)・美濃(岐阜県)・信濃(長野県)・岩代(福島県)・陸中(岩手県・秋田県)・丹波(京都府・兵庫県)・丹後(京都府)・淡路(兵庫県)・讃岐(香川県)・土佐(高知県)・豊前(福岡県・大分県)・肥前(佐賀県・長崎県)・肥後(熊本県)・大隅(鹿児島県)などにこの地名がある。丹波の松尾神社も『延喜式』に見える。 【1】松尾社の社家 ― 山城国葛野郡松尾村の松尾神社は日本屈指の大社で、大山昨命・中津島姫命をまつる。古代は秦氏が奉斎した。その社家には、神主東家(秦姓)、正禰宜南家(秦姓)、正祝、権神主東家(秦姓)、権禰宜東家、権祝東家、月読禰宜松室家(壱岐姓・秦姓)、月読祝松室家(壱岐姓・秦姓)、櫟谷禰宜、櫟谷祝、氏人二家、神方二十家(藤原姓の山田・長尾・速水・岩崎)、宮仕の中沢氏(狛姓)、御前の桜井氏(源姓)、神楽男二人、神子五人、小預、神工二家、山守六家、駆使十二人、土器師などがある。それぞれの項を参照。『歴名土代』に「正四位下 松尾神主 秦相光(永禄二年二月六日。同六年四月十八日に従三位)」「従四位上 松尾社神主 秦相光(弘治元年十一月八日)」などが見える。 【2】伴姓 ― 伴氏系図に「宗資(孫太郎、松尾神主、至徳四年死す)―宗頼―宗秀」とある。「伴」「平松」「甲賀」などの項に詳しい。 【3】文徳源氏坂戸氏族 ― 河内国(大阪府)の豪族で、『尊卑分脈』に「坂戸大夫判官廉季―季範―季定(右衛門尉、刑部丞、季貞、松尾右衛門と号す)」と見える。……南朝の臣に松尾季綱があり、その子の季種は観心寺に入った。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
松尾マツヲマツノヲ延喜式、遠江國に橫尾驛を收む。和名抄の佐野郡驛家〓に當り、橫尾は松尾の誤かと云ふ。又和泉、近江愛智郡(後字多院御領目錄)に松尾庄、その他山城、大和、甲菱、上總、美濃、信濃、岩代、陸中、丹波、丹後、淡路、讃岐、土佐、豐前、肥前、肥後、大隅等に此の地名存しきた山丹波に松尾神書式に見ゆ。-松尾社々家山城國葛野郡松尾村の松尾神社は本邦屈指の大社にして、大山昨命、中津島姫命を祀る。古代は秦氏の宗祀たり。その社家には、神主東家(秦姓)、正廟宣南家(秦姓)、正視、「植神主東家(秦姓)、權顧宜東家、權視東家、月讀顧宜松室家(壹岐姓、秦姓)、月讀祝松室家(壹岐姓、泰姓)、櫟谷禰宜、櫟谷祝、氏人二家、神方二十家(藤姓山田、同長尾、同速水、同岩崎)、宮仕中澤氏(狛姓)、御前櫻井氏(源姓)、神樂男二人、神子五人、小預、神工二家、山守六家、駈使十二人、土器師等あり、各條を見よ。歷名土代に「正四位下松尾神主秦相光(永祿二、二、六〇同六、四、十八、従三位)、從四位上松尾社神主秦相光(弘治元、十一、八)」等見ゆ。 2伴姓伴氏系圖に「宗資(孫太郞、松尾神主、至德四年死)-宗賴-宗秀」と。伴、平松、甲賀等の條に詳か也。 3文德源氏坂戶氏族河內國の豪族にして、尊卑分脈に「坂戶大夫判官廉季-季範-季定(右衞尉、刑部丞、季貞、號松尾丹波に松尾神衛門)」と見夜南朝の臣に松尾李綱あその男季種·觀心寺に入る。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
同じ読みの名字
松尾と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
松尾に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「松」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が松尾の前後にある名字です。
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