大山
おおやまOoyama
全国228位 ・ 約9.6万人
大山(おおやま)は、『和名抄』の武蔵国男衾郡に大山○があり、のちに横見郡に大山庄がある。
2件の公開家系図に 16人
基本情報
- 読み
- おおやま
- ローマ字
- Ooyama
- 全国順位
- 全国228位
- 推計人数
- 約9.6万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.078%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
大山をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ooyama読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 武蔵国(東京都・埼玉県)
- 常陸国(茨城県)
- 美濃国(岐阜県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
大山(おおやま)は、『和名抄』の武蔵国(東京都・埼玉県)男衾郡に大山○があり、のちに横見郡に大山庄がある。また常陸国(茨城県)河内郡に大山郷、美濃国(岐阜県)武芸郡・出羽国(山形県・秋田県)村山郡(羽前(山形県)、高山寺本)・越前国(福井県)大野郡・越中国(富山県)婦負郡などにこの地名があり、越前のものは「於保也末」、越中のものは「於保也萬」と読む。出羽のものは中世以来、大山庄という。 また安芸国(広島県)加茂郡に大弓○があり、『延喜式』に大山駅があるので大山○だろうかという。また『延喜式』には美濃・出雲(島根県)・隠岐(島根県)などに大山神社があり、東寺文書には丹波多紀郡の大山荘(中沢氏領)が見え、播磨(兵庫県)にもこの庄名がある。伊賀(三重県)には大山蔵麻庄がある。そのほか村の名としては、まだ多いだろう。 【1】大山忌寸 ― 渡来系の一族で、斉の人の子孫である。『続日本紀』延暦二年四月の記事に「右京の人・従八位上 大石林男足(一本には大石村主)らに、大山忌寸の姓を賜った」とあるのに始まる。『姓氏録』右京諸蕃に収め、「大山忌寸。高岳宿禰と同祖、広陵高穆の子孫である」と注記する。 【2】大山氏 ― 大山忌寸の子孫である。 【3】秀郷流藤原姓 ― 羽前国西田川郡の大山邑から起こった。武藤大宝寺家がこの地に拠ったことから大山家と呼ばれる。『永慶軍記』などに見える。次項および「武藤」の項を参照。 【4】清和源氏斯波氏流 ― 山野辺系図に最上から起こるとある。……(以下は原文が別項「大矢野」の記事に移っている)『竹崎五郎絵詞』に「大矢野兄弟三人(種保)」また「あまくさの大矢野の十郎種保、同三郎たねむらの兵船」などと見える。この氏は天草一党五家の一つで、その系図に「大蔵種保(大矢野十郎、原田党。天草郡大矢野を領し、それによって家号とする。代々大矢野城に居る)―(十一世孫)民部大輔種基(天正十五年、秀吉に従う)―弥太郎種量、その弟の喜兵衛種重―五郎左衛門重次(種重以下は加藤家の臣、寛永十年に細川家に仕える)」とある。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
大山オホヤマ和名抄、武藏國男衾郡に大山〓、後橫見郡に大山庄あり。又常陸國河內郡に大山郷、又美濃國武藝郡、出羽國村山郡(羽前、高山寺本)、越前國大野郡、越中國婦負郡等に此の〓名あり、越前なるは於保也末、越中なるは於保也萬と訓ず。出羽なるは中世以來大山庄と云ふ。又安藝國加茂郡に大弓〓あり、延喜式に大山驛あれた、大山〓ならんかと。又延喜式美濃、出雲、隱岐等に大山神社、又東寺文書、丹波多紀郡に大山莊(中澤氏領)又播磨にも此の庄名あり。又伊賀に大山藏麻庄あり。其の他邑名としては猶ほ多かるべし。 1大山忌寸漢歸化族齊人裔なり。延曆二年四月紀に「右京人從八位上大石林男足(一本大石村主)等、姓を大山忌寸と賜ふ」、とあるより起る。姓氏錄、右京諸蕃に收め「大山忌寸、高岳宿禰同祖、廣陵高穆の後也」と註す。 2大山氏大山忌寸の後なり。 3秀〓流藤原姓羽前國西田川郡大山邑より起る。武藤大寶寺家·此の地に據るよりて大山家と呼ばる、永慶軍記等に見えたり。次項及び武藤條參照。 4〓和源氏斯波氏流山野邊系圖に最上より起る。竹崎五郞繪詞に「大矢野兄弟三人(種保)」また「あまくさの大矢野の十郞種保、同三郞たねむら兵船」など見ゆ。此の氏は天草一黨五家の一にして、其系圖に「大藏種保(大矢野十郞、原田黨、天草郡大矢野を領す、因つて家號と爲す。代々大矢野城に居る。)十一世孫民部大輔種基(天正十五年秀吉に從ふ)-彌太郞種量、その弟喜兵衞種重-五郞左衞門重次(種重以下加藤家臣、寛永十年細川家に奉仕す)」と。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
同じ漢字を使う名字
大山に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「大」の字を含む名字
「大山」で始まる・大山を含む名字
大山の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が大山の前後にある名字です。
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