大石

おおいしOoishi

全国185位 ・ 約12万人

大石(おおいし/おおし)は、『和名抄』の備中国賀夜郡に大石○があり「於保之」と読む。

1件の公開家系図に 10人

基本情報

読み
おおいし
ローマ字
Ooishi
全国順位
全国185位
推計人数
約12万人
全国比率
日本人のおよそ0.094%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

大石をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Ooishi読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 備中国(岡山県)
  • 筑後国(福岡県)
  • 丹後国(京都府)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

大石(おおいし/おおし)は、『和名抄』の備中国(岡山県)賀夜郡に大石○があり「於保之」と読む。同じ郡にはまた生足○があり、高山寺本は生石と書いて「於保之」と注記する。また筑後国(福岡県)生葉郡に大石○があり、中世以後は大石庄と称する。後で述べる。また丹後(京都府)の与謝郡、近江(滋賀県)の栗太郡に大石庄があり、そのほか伊勢(三重県)・甲斐(山梨県)・駿河(静岡県)・岩代(福島県)・羽後(秋田県)・筑前(福岡県)・対馬(長崎県)などにこの地名がある。 【1】大石村主 ― 渡来系の一族で、近江国栗太郡の大石から出たのだろう。坂上系図には、阿智王に従って来た村主のうちに大石村主がある。『続日本紀』天平十七年正月の記事に「従五位下 大石村主広島」とあるのがこの氏の人である(この部分は原文に柱の文字が入り込んでいる)。後の大石党はこの子孫ではないだろうか。 【2】大石主村 ― 前項の氏と同じで、「主村」は「村主」と変わらない。山城(京都府)の氏で、神亀三年の出雲(島根県)○計帳に「大石主寸百島ほか四人」が見える。 【3】出雲の大石村主 ― 天平六年の出雲国計会帳に「進努生 大石村主大国」、また「参向造努生 大石村主大国」などが見える。 【4】大石忌寸 ― 渡来系の一族で、大石村主が忌寸の姓を賜ったものだろう。仁和元年十二月の記事に「右京の人・散位従七位下 大石忌寸福麻呂」という人が見える。 【5】大石宿禰 ― 大石忌寸がさらに宿禰の姓を賜ったものだろう。『東宝記』第八、『拾芥抄』『姓名録抄』などに見える。 【6】大石(姓なし) ― 『姓氏録』左京諸蕃に収め、「大石。高丘宿禰と同祖、広陵高穆の子孫である」と見える。 【7】清和源氏義仲流 ― 武蔵(東京都・埼玉県)の大族である。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

大石オホイシオホシ和名抄備中國賀夜郡に大石〓あり、於保之と訓ず。同郡また生足〓あり、高山寺本生石に作り、於保之と註す。又筑後國生葉郡に大石〓あり、中世以後大石庄と稱す、後に云ふべし。又丹後與謝郡、近江栗太郡に、大石庄、其の他、伊勢、甲斐、駿河、岩代、羽後、筑前、對馬等に此の地名あり。 1大石村主漢族にして、近江國栗太郡大石より出でしなるべし。坂上系圖、阿智王に隨ひ來る村主の內に大石村主あリ。天平十七年正月紀に「從五位下大石オホイケ-オホイシ一〇七三オホイケ遠江、出雲等に此の地名藤原南家眞作流。美濃發祥。オホイ一〇七三村主廣島」とあるは此の氏人なりとす。後の大石黨は此の後裔にあらざるか。 2大石主村前項氏に同じ、主村は村主と云ふと異るなし。山城の氏にして、神龜三年出雲〓計帳に「大石主寸百島外四人」見ゆ。 3出雲の大石村主天平六年の出雲國計會帳に「進努生大石村主大國、」また「參向造努生大石村主大國」など見ゆ。 4大石忌寸漢族にして、大石村主の忌寸姓を賜ひしものなるべし。仁和元年十二月紀に「右京人散位從七位下大石忌寸福麻呂」と云ふ人見ゆ。 5大石宿禰大石忌寸の更に宿禰姓を賜ひしものなるべし。東寶記第八、拾芥抄、姓名縫抄等に見ゆ。 6大石(無姓)姓氏錄、左京諸蕃に收め、「大石、高丘宿禰同祖、廣陵高穆の後也」と見ゆ。 7〓和源氏義仲流武蔵の大族なり。

姓氏家系大辞典 第1巻 542コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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