石川
いしかわIshikawa
全国27位 ・ 約42万人
石川(いしかわ/いしこ)は、「石河」とも通じて用いられる。
7件の公開家系図に 9人
基本情報
- 読み
- いしかわ
- ローマ字
- Ishikawa
- 全国順位
- 全国27位
- 推計人数
- 約42万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.34%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
石川をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ishikawa読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「石川」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
『姓氏家系大辞典』第1巻 166コマに「家紋丸に釘拔、細輪に九枚笹」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 河内国(大阪府)
- 陸奥国(東北地方)
- 磐城国(福島県・宮城県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
石川(いしかわ/いしこ)は、「石河」とも通じて用いられる。古代以来の大姓である。地名としては、河内国(大阪府)に石川郡があり、『和名抄』は「以之加波」と注記する。蘇我氏の祖・蘇我石川宿禰の名を負った地である。次に陸奥国(東北地方)白河郡(磐城国(福島県・宮城県))に石川○があり、中世以後は石川庄といったが、ついに一郡を立てて石川郡といった。延元四年の文書に初めて見える。次に加賀国(石川県)に石川郡があり、弘仁十四年に加賀郡を分けて置かれた。『和名抄』は「以之加波」と注記する。 そのほか高山寺本『和名抄』の山城国(京都府)葛野郡に石川○があり、武蔵国(東京都・埼玉県)久良岐郡に石川荘、越後国(新潟県)南蒲原郡に石河庄、さらに大和国(奈良県)高市郡の石川邑をはじめ、諸国に石川・石河の地名が非常に多い。美濃(岐阜県)の石河氏だけは「いしこ」と読む。 【1】石川臣 ― 武内宿禰の三男・蘇賀石川宿禰が河内国石川にいて、その地名を名乗った。その子孫である蘇我氏の一族に石川臣があり、蘇我倉山田石川麻呂臣がこれである。蝦夷(北海道)・入鹿の父子が誅せられたのち、蘇我氏の嫡流となって石川を氏とした。 この名の起こりについては、『日本三代実録』元慶元年十二月の記事に「右京の人、前の長門守・従五位下 石川朝臣本村と、散位正六位上 箭口朝臣岑業が、石川・箭口を改めて、ともに宗岳朝臣の姓を賜った。本村が言うには、始祖の大臣・武内宿禰の子である宗我石川は、河内国石川の別業で生まれた。それゆえ石川を名とし、宗我の大家を賜って住まいとした。よって宗我宿禰の姓を賜り、浄御原天皇(天武)十三年に朝臣の姓を賜った。先祖の名を子孫の姓とするのは、諱を避けないことになる、と。詔してこれを許した」とあり、河内の石川から起こったことがわかる。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
石川イシカハイシコ石河と通じ用ふ。上古以來の大姓なり。石川の地名は河内國に石川郡、和名抄に以之加波と註す、蘇我氏の祖蘇我石川宿禰の名を負ひし地なり。次に陸奥國白河郡(磐城國)に石川〓、中世以後石川庄と云ひしが、遂に一郡を建て、石川郡と云ふ、延元四年文書に初出す。次に加賀國に石川郡あり、弘仁十四年加賀郡を割きて之を置く、和名抄以之加波と註す。其の他高山寺本和名抄山城國葛野郡に石川〓あり、又武藏國久良岐郡石川莊、越後國南蒲原郡石河庄、猶ほ大和國高市郡の石川邑を始め、諸國石川、石河の地名甚だ多し。美濃の石河氏のみイシコと訓ず。 1石川臣武内宿禰の第三子蘇賀石川宿禰·河内國石川にありて其の地名を負ふ。其の後裔蘇我氏の一族に石川臣あり、蘇我倉山田石川麻呂臣これなり。蝦夷入鹿の父子誅に服するの後、蘇我氏の嫡流となり、石川を氏とす。此の名稱の起原に関しては、元慶元年十二月紀に「右京人前長門守従五位下石川朝臣本村、散位正六位上箭口朝臣岑業、石川、箭口を改めて、並に姓を宗岳朝臣と賜ふ。木村言ふ、始祖大臣武内宿國の男宗我石川、河内國石川別業に生る。故に石川を以つて名と爲し、宗我大家を賜ひて居となす。因りて姓を宗我宿禰と賜ふ。淨御原天皇十三年、姓を朝臣と賜ふ。先祖の名を以つて子孫の姓となすは諱を避けざる也と。詔して之を許す」とあるによりて、河内石川より起りしを知るべし。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
同じ読みの名字
石川と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
石川に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「石」の字を含む名字
「石川」で始まる・石川を含む名字
石川の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が石川の前後にある名字です。
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