大井
おおいOoi
全国502位 ・ 約4.0万人
大井(おおい)は、この地名が全国に頗る多い。
5件の公開家系図に 3人
基本情報
- 読み
- おおい
- ローマ字
- Ooi
- 全国順位
- 全国502位
- 推計人数
- 約4.0万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.033%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
大井をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ooi読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「大井」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
菱
菱の実の形(菱形)を象った図案。
『姓氏家系大辞典』第1巻 540コマに「家紋松皮蔓」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 甲斐国(山梨県)
- 駿河国(静岡県)
- 武蔵国(東京都・埼玉県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
大井(おおい)は、この地名が全国に頗る多い。まず『和名抄』の甲斐国(山梨県)巨摩郡に大井郷があり「於保井」と注記し、一本に「志保為」とある。中世は大井庄という。最勝寺の鐘の銘に「甲斐国大井の庄 最勝寺洪鐘、云々、弘安六年未八月日」と見える(この鐘は今、身延山にある)。 次に駿河国(静岡県)廬原郡に大井○があり「於保井」と注記し、また富士郡にも大井○があって「於保為」と注記する。次に武蔵国(東京都・埼玉県)久良郡に大井○(於保井)、児玉郡に太井郷があり、高山寺本は大井に作る。なお荏原郡に駅家○があり、『延喜式』の大井駅で、今の品川の先にある大井町に当たる。 次に安房国(千葉県)安房郡に大井○があり「於保為」と注記し、下総国(千葉県・茨城県)相馬郡に大井郷(正倉院の天平宝字六年文書にも見える)、また常陸国(茨城県)那珂郡に大井○、次に近江国(滋賀県)浅井郡に大井郷(於保井)、美濃国(岐阜県)可児郡に大井○があり、高山寺本は木井に作る。 次に信濃国(長野県)筑摩郡に大井○(於保為)、また佐久郡に大井○があり、『東鑑(吾妻鏡)』の大井庄に当たる。有力な大井氏を発祥した。次に下野国(栃木県)那須郡に大井○、陸奥国(東北地方)(陸中(岩手県・秋田県))江刺郡に大井○、出羽国(山形県・秋田県)平賀郡に大井○。また美作国(岡山県)真島郡および久米郡にこの郷名がある。また備中国(岡山県)賀夜郡に大井郷(於保為)、伊予国(愛媛県)○満郡に大井○がある。 また庄の名としては河内(大阪府)・但馬(兵庫県)・信濃・美作・美濃・相模(神奈川県)・常陸・甲斐などにあり、村の名としては挙げて数えきれない。 【1】大井連 ― 高麗族である。天平宝字五年三月紀に「高麗人・後部高呉野に姓を大井連と賜う」と見える。信濃国の大井氏である。この国の筑摩郡ならびに佐久郡ともに大井○があることは前に述べた。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
大井オホヰ此の地名全國に頗る多し、先づ和名抄甲斐國巨摩郡に大井郷あり、於保井と註し、一本志保爲とあり、中世大井庄と云ふ、最勝寺鐘の銘に「甲斐國大井之庄最時寺洪適云々、弘安六年未八月日」と見ゆ、(この鐘、今は身延山にあり)。次に駿河國廬原郡に大井〓、於保井と註し、又富士郡にも大井〓ありて、於保爲と註す。次に武藏國久良郡に大井〓(於保井)、兒玉郡に太井郷、高山寺本大井に作る。猶ほ荏原郡に驛家〓あり、延喜式の大井驛にして、今の品川のさきなる大井町に當る。次に安房國安房郡に大井〓、於保爲と註し、下總國相馬郡に大井郷(正倉院天平寶字六年文書にも見ゆ。)又常陸國那珂郡に大井〓、次に近江國淺井郡に大井郷、(於保井)美濃國可兒郡に大井〓、高山寺本木井に作る〇次に信濃國筑摩郡に大井〓(於保爲)、また佐久郡に大井〓、東盤の大井莊に當る、有力なる大井氏を發祥す。次に下野國那須郡に大井〓、陸奥國(陸中)江刺郡に大井〓、出羽國平賀郡大井〓。又美作國眞島郡、及び久米郡に此の郷名あり。又備中國賀夜郡に大井郷(於保爲)、伊豫國濃滿郡に大井〓あり。又庄名としては、河内、但馬、信濃、美作、美濃、相摸、常陸、甲斐等に存し、村名としては擧げて數へ雖し。 1大井連高麗族なり。天平寶字五年三月紀に「高麗人後部高吳野、姓を大井連と賜ふ、」と見ゆ。信濃國の大井氏なり、當國筑摩郡、並に佐久郡共に大井擲ある事前に云へり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
同じ読みの名字
大井と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
大井に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「大」の字を含む名字
「大井」で始まる・大井を含む名字
大井の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が大井の前後にある名字です。
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