荒川
あらかわArakawa
全国291位 ・ 約7.6万人
荒川(あらかわ)は、『和名抄』が紀伊国那賀郡に荒川○を載せて「阿良加波」と注記する。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- あらかわ
- ローマ字
- Arakawa
- 全国順位
- 全国291位
- 推計人数
- 約7.6万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.062%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
荒川をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Arakawa読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 紀伊国(和歌山県)
- 陸奥国(東北地方)
- 磐城国(福島県・宮城県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
荒川(あらかわ)は、『和名抄』が紀伊国(和歌山県)那賀郡に荒川○を載せて「阿良加波」と注記する。中世以後は荒川庄があり、『宝簡集』に見える。また陸奥国(東北地方)○城郡に荒川○があり、今は磐城国(福島県・宮城県)に属する。そのほか荒川の地名は諸国に多く、いくつもの荒川氏を起こした。なお「荒河」の項も参照。 【1】吉弥侯部流 ― 羽後国(秋田県)仙北郡の荒川村から出る。『陸奥話記』に「吉彦秀武は三陣であった。武則の○であり、また婿である。字を荒川太郎という」と見える。 【2】藤原姓 ― 前項の荒河氏と密接な関係があり、同じく仙北の荒川から起こったのだろう。……この武貞は『奥州後三年記』に荒河太郎武貞と見え、『東鑑(吾妻鏡)』に「泰衡の高祖父・藤原清衡は継父の荒川太郎武貞の後を受けて、伊沢・加美・江刺・稗貫・志波・磐井の六郡を領し、居を江刺の豊田城に定めた」とあって、荒河太郎とも記す。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
荒川アラカハ和名抄紀伊國那賀郡に荒川〓を收め阿良加波と註す、中世以後荒川庄あり賓簡集に見ゆ。又陸奥國勢城郡に荒川〓あり、今磐城國に屬す。其の他荒川の地名請國に多く數流の荒川氏を起せり。猶ほ荒河條を參照せよ。 1吉彌侯部流羽後國仙北郡荒川村より發す。陸奥話記に「吉彥秀武三陣たり、武則の場にして亦聟なり、字を荒川太郞と云ふ」と見えたり。 2〓原姓前項の荒河氏と密接なる關係を有するにて、同じく仙北の荒川よリ起りしならん。……此の武貞は奧州後三年記に荒河太郞武貞と見え、東鑑に「奉衡の高祖父藤原〓衡は繼父荒川太郞武貞の後を受け、伊澤加美江刺稗貫志波磐千六郡を領し、居を江刺豊田城にトす」とありて、又荒河太郞とも記す。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
荒川と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
荒川に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「荒」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が荒川の前後にある名字です。
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