荒
あらAra
全国1984位 ・ 約7,740人
荒(あら)は、安良と通じて用いられる。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- あら
- ローマ字
- Ara
- 全国順位
- 全国1984位
- 推計人数
- 約7,740人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
荒をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ara読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 志摩国(三重県)
- 但馬国(兵庫県)
- 丹後国(京都府)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
荒(あら)は、安良と通じて用いられる。 【1】荒公 ― 「拾芥抄」に見え、任那帰化族であろう。 【2】東鑑九に荒四郎、十三に荒次郎、四十七に荒作三郎がある。 【3】「東作志」に荒志摩守という人が見える。 (このあと原文は次の見出し「安良(あら・やすなが)」の記事に移る) 「和名抄」摂津国(大阪府・兵庫県)西成郡に安良郷を収める。また但馬国(兵庫県)にも安良の地名がある。 【1】但馬の安良氏 ― 但馬国大田文に「八幡宮領下司・安良太郎景国、同次郎政景、御家人。安良別宮二十八町八反三百三十歩」「寿永寺別宮二町四反、下司・安良太郎安量、御家人」と載せ、また「太平記」巻三十八に但馬国守護・仁木弾正少弼、安良十郎左衛門などが見える。名族であったことがわかる。 【2】丹後(京都府)の安良氏 ― 正応元年八月の丹後国諸庄田数帳に「拝師○七町四段二百五十六歩のうち、三町六反二百七十歩、安良八郎」とあり、但馬の安良氏と同族であろう。 【3】岩瀬郡内の姓氏、また対馬宗氏の一族にもある。 (このあと原文は次の見出し「正月一日(あら)」「荒明(あらあけ)」「荒々(あらあら)」の記事に移る。以下は原文の行が崩れて出典の対応が判然としない) 「和名抄」西成郡に安良○があり、「万葉集」巻一に安良礼松原とある地で、この氏の本貫であろう。「姓氏録」摂津諸蕃に「荒々公、任那国豊貴王の後なり」と見える。「日本紀略」延喜三年の条に摂津国荒々神が従五位下を賜った事があり、おそらくこの氏の氏神であろう。この「荒々」の語は、「姓氏録」未定雑姓河内の部に「竹原連、新羅国阿羅々国主……(この先は原文の行が崩れて読み取れない)……の後なり」と見えることから、朝鮮半島から来た称のように考えられる。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
荒アラ安良と通じ用ふ。 1荒公拾芥抄に見ゆ、任那歸化族なるべし。 2東鑑九に荒四郞、十三に荒次郞、四十七に荒作三郞あり。 3東作志に荒志摩守なる人見ゆ。安良アラヤスナガ和名抄振津國西成郡に安良郷を收む、又但馬國にも安良の地名あり。 1但馬の安良氏但馬國大田文に「八幡宮領下司安良太郎景國、同次郞政景御家人、安良別宮二拾八町八反三百三拾步、」「壽永寺別宮二町四反下司安良太郞安量御家人」と載せ、又太平記卷三十八に但馬國守護仁木彈正少弼、安良十郞左衞門など見ゆ。名族たりしを知るべし。 2丹後の安良氏正應元年八月の丹後國諸庄〓田數帳に「拜師〓七町四段二百五十六步内、三町六反二百七十步、安良八郞」とあり、但馬の安良氏と同族ならん。 3岩瀨郡内の姓氏、又對馬宗氏の一族にあら四郞。正月一日アラ荒明アラアケ荒々アラアラ和名抄西成郡に安良〓あリ、萬葉集卷一に安良禮松原とある地にして、此氏の本貫なるべし。姓氏錄、攝津諸蕃に「荒々公、任那國豊貴王の後也」と見ゆ。日本紀略延喜三年條に攝津國荒々神從五位下を賜ふの事あり、蓋し此氏の氏神ならん。この荒々の語は姓氏錄未詳雜姓河内の部に「竹原連、新羅國阿羅々國主苐伊賀都信濃に十三に荒次郞、四十君の後也」と見ゆるにより、韓半島より來れる稱なるが如く考へらる。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
荒と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
荒に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「荒」で始まる・荒を含む名字
荒の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が荒の前後にある名字です。
存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →
