荒田
あらたArata
全国1822位 ・ 約8,620人
荒田(あらた)は、「和名抄」播磨国多可郡に荒田○(原文の字が崩れている)があり、また「神名式」に荒田神社を本郡に収める。
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基本情報
- 読み
- あらた
- ローマ字
- Arata
- 全国順位
- 全国1822位
- 推計人数
- 約8,620人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
荒田をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Arata読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 播磨国(兵庫県)
- 上総国(千葉県)
- 和泉国(大阪府)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
荒田(あらた)は、「和名抄」播磨国(兵庫県)多可郡に荒田○(原文の字が崩れている)があり、また「神名式」に荒田神社を本郡に収める。この○(同前)内にある。なお上総国(千葉県)夷隅郡にも荒田郷があり、そのほか荒田の地は諸国に多いが、荒田氏の多くは和泉(大阪府)から起こったようである。 【1】荒田 ― 「天武紀」十年の条に『荒田能麻呂、姓を賜って連という』と見える。おそらく荒田尾直の誤りであろう。 【2】荒田連 ― 前項に見えるのみで、他に所見がない。 【3】荒田直 ― 大和(奈良県)の葛城氏の一族であって、「神名帳」大島郡に陶荒田神社が見えるので、この地から起こったのであろう。「姓氏録」和泉神別に、荒田直は高魂命五世孫・剣根命の後であると見える。 【4】荒田宿禰 ― 「氏族志」にいう、『「除目大成鈔」を調べると、鳥羽帝のとき、讃岐少目・苑田宿禰磯藤という者がある。まだ何族であるか詳しくは分からない』と。宿禰姓は荒田直の後か、連の裔か不明である。 【5】尾張(愛知県)の荒田氏 ― 「元亨釈書」巻二に『釈奉実、姓は荒田氏、尾張の人である。……(中略)八十四で亡くなった、弘仁十一年である』とあり、また巻十二に『賢憬は、世々の姓は荒田氏、尾張の人である……(中略)延暦十二年、朝廷が遷都を議し、憬に勅して新都平安城の地を見させた』とある。……(中略)また熱田神社の旧祠官に荒田氏があったが、今は絶えたと「熱田神社旧記」に見える。 【6】出羽(山形県・秋田県)の荒田氏 ― 最上氏の家臣である。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない。「シンザ」「ニヒクラ」の項を参照) (このあと原文は次の見出し「新多江(あらたえ)」の記事に移る) 新多江は、荒田井・荒田殖と関係があろう。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
荒田アラタ和名抄播磨國多可郡に荒田〓あり、又神名式荒田神社を本郡に收む、此の〓內にあり。猶ほ上總國夷酒郡にも荒田郷あり、其の他荒田の地諸國に多きも、荒田氏の多くは和泉より起りしが如し。 1荒田天武紀十年條に「荒田能麻呂、姓を賜ひて連と曰ふ」と見ゆ。恐らく荒田尾直の誤なるべし。 2荒田連前項に見ゆるのみにて他に所見なし。 3荒田直大和の葛城氏の一族にして、神名帳大島郡に陶荒田神社見ゆれば此の地より起りしなるべし。姓氏錄、和泉神別に荒田直、高魂命五世孫劔根命の後也と見ゆ。 4荒田宿禰氏族志云ふ、「除目大成鈔を按ずるに、鳥羽帝の時、讃岐少目苑田宿禰磯藤なるものあり。未だ何族なるか詳かならず」と、宿禰姓は荒田直の後か、連の裔か不明。 5尾張の荒田氏元享釋書卷二に「釋奉實姓荒田氏、尾張の人也、云々、八十四亡、弘仁十一年也、」また卷十二に一賢憬、世姓荒田氏、尾張人云々、延層十二年朝廷遲都を議し、憬に勅して、新都平安城の地を見せしむ。……又熱田神社の舊祠官に荒田氏ありたれど、今は斷えたりと熱田神社舊記に見ゆ。 6出羽の荒田氏最上氏の家臣にして永越後畑彥神社船越の神官シンザ、ニヒクラ條參照。和名抄美濃國不破郡に荒備前に現存す。……新多江アラタヱ荒田井、荒田殖と関係あらん。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
荒田と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
荒田に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「荒」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が荒田の前後にある名字です。
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