引両

長野

ながのNagano

全国388位 ・ 約5.3万人

長野(ながの/なかの)は、『和名抄』が河内国志紀郡に長野○を載せ、後世も長野邑がある。

1件の公開家系図に 1人

基本情報

読み
ながの
ローマ字
Nagano
全国順位
全国388位
推計人数
約5.3万人
全国比率
日本人のおよそ0.043%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

長野をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Nagano読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

この名字に記録のある家紋

『姓氏家系大辞典』の「長野」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。

『姓氏家系大辞典』第4巻 428コマに「紋は三引兩也、」とあります。 原典で見る →

図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。

家紋・紋章の調べ方(国立国会図書館 リサーチ・ナビ) →

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 遠江国(静岡県)
  • 近江国(滋賀県)
  • 上野国(群馬県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

長野(ながの/なかの)は、『和名抄』が河内国(大阪府)志紀郡に長野○を載せ、後世も長野邑がある。次に遠江国(静岡県)長下郡に長野○を載せて「奈加乃」と注記する。また式内の長野神社がある。次に近江国(滋賀県)愛智郡に長野郷があり、後世は長野庄という。次に上野国(群馬県)群馬郡に長野○があり、これも「奈加乃」と読む。なお同国片岡郡にも長野○があって「奈加乃」と注記する。 次に筑前国(福岡県)怡土郡に長野郷を「奈加乃」と載せ、後に長野邑という。また豊前国(福岡県・大分県)企救郡に長野○がある。そのほか庄の名としては石見(島根県)・長門(山口県)・筑前・豊前・豊後(また長野○)などにあり、また伊勢(三重県)・武蔵(東京都・埼玉県)・信濃(長野県)・下野(栃木県)・磐城(福島県・宮城県)・羽後(秋田県)・肥前(佐賀県・長崎県)など、この地名は多い。 【1】長野連 ― 河内国志紀郡の長野○から出たのだろう。中国、周王の子孫だという。『姓氏録』の右京および河内諸蕃に収める。前者は「長野連。山田宿禰と同祖、忠意の後から出る」と載せ、後者は「長野連、同上(山田宿禰と同祖)」と載せる。 【2】長野村主 ― 倭漢氏の一族で、坂上系図の漢人村主の一つに収める。おそらく前項と同族か。 【3】長野忌寸 ― 「永野」の項を参照。 【4】河内の長野氏 ― 丹比郡の豪族にある。また楠木氏配下の士に長野左衛門がいる。また永禄二年の交野郡総侍連名帳に「杉村 長野隠岐守成寛」を載せ、寛永三宮拝殿着座覚に「杉村長野氏一家」を挙げる。また天誅組の士に長野一郎寛道があり、大ケ塚村の人(○部郡長野邑の人)、旧姓は吉井氏で医家である。正五位を贈られた。 【5】藤原南家工藤氏族 ― 伊勢の大族で、北畠・関と並び称され、三家の称がある。安濃郡の長野から起こった。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

長野ナガノナカノ和名抄、河內國志紀郡に長野〓を收む、後世長野邑存す。次に遠江國長下郡に長野〓を載せ、奈加乃と註す、又式内長野神社あり。次に近江國愛智郡に長野郷、後世長野庄と云ふ。次に上野國群馬郡に長野〓、これも奈加乃と訓じ、猶ほ同國片岡郡に長野〓ありて、奈加乃と註す。次に筑前國怡土郡に長野郷、奈加乃と載せ、後に長野邑と云ふ。また豐前國企教郡に長野〓あり。その他、庄名としては、石見、長門、筑前、豐前、豐後(また長野掃)等に存し、又伊勢、武蔵、信濃、下野、磐城、羽後、肥前等、此の地名多し。 1長野連河內國志紀郡長野〓より出でしなるべし。支那、周王の裔と云ふ。姓氏錄、右京、及び河內諸蕃に收む。前者は「長野連。山田宿禰同祖、忠意の後より出づる也、」と載せ、後者は「長野連、同上(山田宿禰同祖)」と載せたり。 2長野村主倭漢氏の族にして、坂上系圖、漢人村主の一に敢む。恐らく前項と同族か。 3長野忌寸永野條を見よ。 4河內の長野氏丹比郡の豪族に存す、又楠木氏配下の士に長野左衞門あり。また永祿二年交野郡總侍連名帳に「杉村長野隱岐守成寛」を載せ、寛永三宮拜殿着座覺に「杉村長野氏一家」を擧ぐ。又天誅組の士に長野一郞寛道あり、大ケ塚村の人(舘部郡長野邑人)、舊姓吉井氏、醫家也。正五位を贈らる。 5藤原南家工藤氏族伊勢の大族にして北畠、關と並び稱され、三家の稱あり。安濃郡長野より起る。

姓氏家系大辞典 第4巻 428コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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