石部
いしべIshibe
全国3120位 ・ 約4,190人
石部(いそべ・いしべ)は、後世はイシベというが、古くはイソベであり、「磯部」に通じて用いる(「磯部」の項を見よ)。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- いしべ
- ローマ字
- Ishibe
- 全国順位
- 全国3120位
- 推計人数
- 約4,190人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
石部をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ishibe読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 美濃国(岐阜県)
- 加賀国(石川県)
- 近江国(滋賀県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
石部(いそべ・いしべ)は、後世はイシベというが、古くはイソベであり、「磯部」に通じて用いる(「磯部」の項を見よ)。 【1】度会流 ― 「磯部」の項に述べた。 【2】宇治土公流 ― これは前項の石部とは異なる流れで、猿田彦の裔である宇治土公族である。「皇太神宮儀式帳」には「宇治大内人・無位宇治土公磯部小縫(延暦二十三年八月二十八日)」とあり、また「大神宮諸雑事記」には宇治土公石部と見える。 なお同書に「二見〇(原文の一節が崩れている)長・石部島足(天平…)」とあるのも同族であろうと察せられる。「神名式」朝明郡に石部神社二座がある。 【3】そのほか、「延暦止由気宮儀式帳」に「根倉物忌・無位石部稲依女、父・無位石部吉縄、御巫内人・外従八位上石部老麻呂、木綿作内人・元位石部浄人、御笠縫内人・先位石部宇麻呂」とあるのは、度会氏の一族であろう。 根倉神社は「延喜式」に見え、「儀式帳」に根倉甕皇御神を載せている。また宝亀六年の頃、石部楯杵、同吉見という人もある。 【4】美濃(岐阜県)の石部 ― 席田郡の磯部〇(原文の一字が崩れている)は、「和名抄」に見える。 また春部里の大宝二年戸籍に、下政戸石部宮麻呂・石部五百利売、半布里戸籍に石部一戸(妻二、寄人二、他に三)、栗栖太里戸籍に(母三、妻二、寄人三)が見え、石部が多かったことを知るべきである。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない) 【5】加賀(石川県)の石部 ― 「神名式」江沼郡に菅生石部神社・宮村石部神社、能美郡に石部神社を載せている。 【6】近江(滋賀県)の石部 ― 「神名式」甲賀郡に石部鹿盛上神社、野洲郡に馬路石辺神社、愛智郡に石部神社、蒲生郡に石部神社がある。後世、近江に磯部氏がある。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
石部イソベイシベ後世イシベと云ふも、古くはイソベにして磯部と通じ用ふ(磯部條を見よ)。 1度會流磯部條に云へり。 2宇治土公流こは前項石部と異流にして猿田彥の裔、字治土公族なり。皇太神宮儀式帳には「字治大内人無位字治土公礒部小縫(延曆廿三年八月廿八日)」と、また大神宮諸雜事記には字治土公石部と見ゆる猶ほ同書に二見〓長石部島足(天平三井ノとあるも同族なるや察するに難からず。神名式朝明郡に石部神社二座あり。 3其の他、延曆止由氣宮儀式帳に「根倉物忌無位石部稻依女、父無位石部吉繩、御巫内人外從八位上石部老麻呂、木綿作内人元位石部淨人、御笠縫内人先位石部宇麻呂」とあるは度會氏の族なるべし。根倉神社は延喜式に見ゆ、儀式帳に根倉甕皇御神を載せたり。又實龜六年の頃、石部楯杵、同吉見と云ふ人もあり。 4美濃の石部席田郡の磯部〓、和名抄に見ゆ。又春部里大寶二年戶籍に、下政戶石部宮麻呂、石部五百利賣、半布里戶籍に石部一戶、妻二、寄人二、他に三、栗栖太里戶籍に母三、妻二、寄人三、見ゆ。石部の多かりしを知るべし。源姓な諸役人帳に「磯部氏、同吉見と云大箱根山東福寺弘安六5加賀の石部神名式江沼郡に菅生石部神社宮村町部神社、能美郡に石部神社を載せたり。 6近江の石部神名式甲賀郡に石部鹿盛上神社、野洲郡に馬路石邊神社、愛智郡に石部神社、蒲生郡に石部神社あり。後世近江に磯部氏あり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
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石部に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「石」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が石部の前後にある名字です。
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