松島
まつしまMatsushima
全国355位 ・ 約5.8万人
松島(まつしま/まつがしま)は、『和名抄』が阿波国板野郡に松島○を載せて「萬都之萬」と注記する。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- まつしま
- ローマ字
- Matsushima
- 全国順位
- 全国355位
- 推計人数
- 約5.8万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.048%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
松島をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Matsushima読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 阿波国(徳島県)
- 摂津国(大阪府・兵庫県)
- 甲斐国(山梨県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
松島(まつしま/まつがしま)は、『和名抄』が阿波国(徳島県)板野郡に松島○を載せて「萬都之萬」と注記する。そのほか摂津(大阪府・兵庫県)・伊勢(三重県)・甲斐(山梨県)・信濃(長野県)・陸前(宮城県・岩手県)・越前(福井県)・備中(岡山県)・肥前(佐賀県・長崎県)などにこの地名がある。 ……(中略。ここで【1】の系統名と系図が落ちている)伊那郡の豪族で、弘治二年に武田勢のために滅ぼされた。「小笠原」「坂西」「大島」「片切」の項を参照。また後世、諏訪の人・松島坦(○興)は儒者で、元磧と称し、北渚と号した。 【2】滋野姓 ― これも信濃の豪族で、根津直家の子孫、信直の子・重親を祖とするという。 【3】矢島氏族 ― また矢島信○の後裔、豊後守信久が松島を家号としたという。 【4】甲斐の松島氏 ― 巨摩郡に松島邑がある。この国の松島氏は小笠原氏の支流だという。 【5】安倍姓 ― 『上野国(群馬県)志』の勢多郡深沢の条(この見出しは原文の字が崩れている)に「黒川山中の芥沢松島氏は奥州(東北地方)安倍氏の裔だという。天喜五年、頼義が宗任の一族を連れて上洛したとき、従者七百人余りが跡を慕って上ったが、大勢では都に憚りがあるとして、この山中に置かれたという。天文のころ、芥沢能登助盛入道道伴があり、桐生七○の一つである」とある。また『古戦録』『新田老談記』などに松島式部大夫、また神梅の○士・松島式部入道古柏などが見える。 【6】三河(愛知県)の松島氏 ― 設楽郡の士に松島兵次郎があり、名倉村の無塚城に拠った。「奥平」「戸田」などの項を参照。 【7】大原真人 ― 熱田神宮の祠官である。「大原」「熱田」などの項を参照。 【8】因幡(鳥取県)の松島氏 ― 法美郡の菅野大明神の神主である。この社は往古は大社で、大草○は大半がこの神領だったという。 【9】紀姓 ― 紀伊国(和歌山県)名草郡の松島村から起こった。寛仁のころ、栗栖紀成実が松島邑を開発した。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
松島マツシママツガシマ和名抄、阿波國板野郡に松島哪を載せて、萬都之萬と註す。その他、攝津、伊勢、甲斐、信濃、陸前、越前、備中、肥前等に此の地名存す。……伊那郡の豪族にして、弘治二年武田勢の爲に亡ぼさる、小笠原、坂西、大島、片切等の條參照。又後世讀訪の人松島坦(覆興は儒者、元磧と稱し、北渚と號す。 2滋野姓これも信濃の豪族にて、根津直家の裔、信直の子重親を祖とすと云ふ。 3矢島氏族又矢島信〓の後裔、豐後守信久·松島を家號とすと云ふ。 4甲斐の松島氏巨摩郡に松島邑あり、當國松島氏は小笠原氏の支流也と云ふ。 5安倍姓上野國志、勞多郡深澤故學條美に「黑川山中の芥澤松島氏は奧州安倍の齋也と云ふ。天喜五年、賴義·宗任が一族を連れて上洛の時、從顯七百人餘·跡をしたひ上りしが、大勢は都に憚ありとて、此の山中に置かれしと云へり。天文の頃、芥澤能登助盛入道道伴あり、桐生七援の一也」と。又古戰錄、新田老談記等に松島式部大夫、また神梅の解士松島式部入道古柏等、のに見ゆ。 6三河の松島氏設樂郡の士に松島兵次郞あり、名倉村無塚城に據る。奧平、戶田等の條參照。 7大原眞人熱田神宮祠官也、大原、熱田等の條を見よ。 8因幡の松島氏法美郡菅野大明神の神主也。當社は往古大社にして、大草〓は大半此の神領なりしと云ふ。 9紀姓紀伊國名草郡松島村より起る。寛仁の頃、栗栖紀成實·松島邑を開發す。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
松島と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
松島に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「松」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が松島の前後にある名字です。
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