加藤

かとうKatou

全国10位 ・ 約87万人

加藤(かとう)は、「加賀の藤原氏」という意味で、【1】の利仁流藤原姓だとするものが最も多いが、すべてがそうかどうかは疑わしい。

6件の公開家系図に 20人

基本情報

読み
かとう
ローマ字
Katou
全国順位
全国10位
推計人数
約87万人
全国比率
日本人のおよそ0.71%
県内ベスト5
岐阜県(1位)、愛知県(2位)、三重県(5位)
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

多い都道府県

「加藤」が県内ベスト5に入っている都道府県です。色の濃さは県内の占率を表します(ベスト5に入らない県は、数字が公表されていないため無色です)。

北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
  • 〜1%
  • 1〜1.5%
  • 1.5〜2%
  • 2〜3%
  • 3%〜
  • データなし
県ごとの数字を見る
都道府県県内順位占率
岐阜県1位1.67%
愛知県2位2.14%
三重県5位1.23%
都道府県別データについて

都道府県別の順位・占率は、明治安田生命「全国同姓調査」(2018年8月8日発表、同社の契約者約655万人が母集団)で公表されたベスト5です。国勢調査ではないため、実際の県内人数の順位とは異なることがあります。 調査結果(PDF)を見る →

ローマ字で書くと

加藤をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Katou読みをそのまま写した形Katoパスポート(ヘボン式)

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 加賀国(石川県)
  • 豊後国(大分県)
  • 伊豆国(静岡県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

加藤(かとう)は、「加賀(石川県)の藤原氏」という意味で、【1】の利仁流藤原姓だとするものが最も多いが、すべてがそうかどうかは疑わしい。なお「加藤」の「加」は加賀を指すが、実際には伊勢(三重県)を発祥とするものが最も多い。【1】利仁流藤原姓 ― 『尊卑分脈』には、藤原利仁から続く系譜として、利仁、叙用、吉信、重光、貞正、正重、景道、そして景季・景清兄弟へとつながる流れが記されている。 その中で、吉信は加賀介、重光は豊後守、貞正は滝口、正重は加藤を称し、左衛門尉・従五位下であったとされる。景道も加賀介・修理少進であり、加賀介であったことから「加藤」と名乗ったという。 景季とその弟の景清については、幼名や通称として「加藤五」などが見え、源頼朝に仕えて以来、長く頼朝家の郎従であったとされる。頼朝が挙兵した初めのころ、伊豆国(静岡県)の目代であった山木兼隆を討った際、この二人がそれを討ち取った、と記されている。 また、系図中の光員については「伊勢国住人」と注記され、光系については「承久の乱の時に謀られて亡くなった」と見える。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

加藤カトウ加賀の藤原の意にして、第一項利仁流藤原姓なりと云ふもの最も多けれど、全部然るや否や疑ひなき能はず。猶ほ加藤の加は加賀の意なれど、伊勢發祥のもの最も多し。1利仁流藤原姓  尊卑分脈に「利仁―叙用(斎藤党等祖)―吉信(加賀介)―重光(豊後守、一本叙用の子)―貞正(瀧口)―正重(加藤、左衛門尉、従五下)―景道(加賀介、修理少進、加賀介たるに依り加藤と号す。鎌倉朝臣康寄七世孫其の一)―景季、弟景清(童名、加藤五、頼朝御臣已来、相伝して頼朝卿の家に郎従たる久しく、頼朝義兵の始め、伊豆国目代兼隆、〔討取/殺害〕の時、二人、之を討取り了る)」。 光員には「伊勢国住人」と註し、光系には「承久乱の時謀され了る」と見ゆ。

姓氏家系大辞典 第2巻 210コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

この名字の人々

同じ読みの名字

加藤と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

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「加藤」で始まる・加藤を含む名字

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同じくらいの多さの名字

全国順位が加藤の前後にある名字です。

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