阿久井
あくいAkui
全国9486位 ・ 約809人
阿久井(あくい)・安久井(あくい)は、「梅松論」に安久井入道が見え、長門国阿武郡明木村から起こるという。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- あくい
- ローマ字
- Akui
- 全国順位
- 全国9486位
- 推計人数
- 約809人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「阿久井」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
引両
横に引いた太い線を二本並べた図案。
『姓氏家系大辞典』第1巻 34コマに「家紋二引兩、須山」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 長門国(山口県)
- 薩摩国(鹿児島県)
- 大隅国(鹿児島県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
阿久井(あくい)・安久井(あくい)は、「梅松論」に安久井入道が見え、長門国(山口県)阿武郡明木村から起こるという。「豊薩軍記」には薩摩国(鹿児島県)の船奉行・阿久井(○、原文が乱れて重複している)とある。 (このあと原文は次の見出し「阿久澤」の記事に移る) 阿久澤(あくさわ)は、あるいは愛久澤、あるいは芥澤とも書く。上野(群馬県)・大隅(鹿児島県)・加賀(石川県)などに数流あるが、上州の阿久澤が、その根源であるようだ。上州阿久澤氏は桐生七騎の一つで、「関東古戦録」に上野深澤城主・阿久澤能登守とあり、また「新田正伝或問」に「永禄二年、新田成繁が黒川山中を攻め、元亀三年には新田から深澤城主・阿久澤能登守が攻められ、深澤はついに落城した」などと見える。 この能登守を「新田老談記」には愛久澤能登と書き、また「名跡考」「国志」などには芥澤氏と書く。この氏の出自については種々の説がある。 【1】三善氏流 ― 上野阿久澤氏は、三善○行の八代孫・倫重の九世孫・倫氏の子倫善から出るという。 【2】藤原九条族 ― 大隅阿久澤氏は、家伝に「九条師輔の三男師高が愛久澤に住居して愛久澤判官といい、末孫の直定が上野国深澤城に住み、阿久澤に改めた」というが、信じがたい。家紋は三洲山。 【3】清和源氏橋井氏族 ― 先祖は加賀の愛久澤に住んだといい、後に愛久澤を阿久澤に改めたという。愛久澤の項を見よ。「寛政系図」に二家を載せ、行次を祖とする。家紋は二引両、洲浜、五七桐。 【4】在原流 ― 「中興武家系図」には「在原姓、本国豊後」とある。 【5】安倍氏裔 ― 「上野国志」の説である。芥澤の項を見よ。 愛久澤(あくさわ)は阿久澤と同じ。「新田老談記」に勢多郡神梅の○士・愛久澤能登守を載せている。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
阿久井アクヰ安久井アクヰ梅松論に安久井入道見長門國阿武郡明木村より豊薩軍記に薩州の船奉行阿久梅松論に安久井入道見뽕阿久澤アクサハ或は愛久澤、或は芥澤に作る。上野、大隅、加賀等の數流あれど上州の阿久澤、その根源なるが如し。上州阿久澤氏は桐生七騎の一にして關東古戰鋒に上野深澤城主阿久澤能登守、また新田正傳或間に「永祿二年新田成繁、黑川山中を攻む、元亀三年新田より深澤の城主阿久澤能登守を攻められ深澤終に落城す」など見ゆ。この能登守を新田老談記に愛久澤能登ず、また名跡考、國志等芥澤氏に作る。この氏の出自については種々の說あり。 1三善氏流上野阿久澤氏は、三善〓行八代孫倫重九世孫倫氏の子倫善より出づと云ふ。 2藤原九條族大隅阿久澤氏は、家傳に「九條師輔の三男師高、愛久澤に住居して愛久澤判官と云ふ、末孫直定上野國深澤城に住し、阿久澤に改む」と云ふ、信ずべからず、家紋三洲山。 3〓和源氏橋井氏族先祖加賀の愛久澤に住すと云ひ、後愛久澤を阿久澤に改む、と云ふ、愛久澤を見よ。寬政系圖二家を載す、行次を祖とす。家紋二引兩、須山(洲濱)五七桐。 4在原流中興武家系圖には、「在原姓、本國豊後」とあり。 5安倍氏裔上野國志の說なり。芥澤條を見よ。愛久澤アクサハ阿久澤に同じ。新田老談記に勢多郡神梅の〓士愛久澤能登守を載せたり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ漢字を使う名字
阿久井に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「阿」の字を含む名字
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