有田

ありたArita

全国580位 ・ 約3.4万人

有田(ありた)は、『和名抄』の美濃国多芸郡に有田郷、そのほか安芸・肥前などに有田の地名があり、なお「在田」というものも多い。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
ありた
ローマ字
Arita
全国順位
全国580位
推計人数
約3.4万人
全国比率
日本人のおよそ0.028%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

有田をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Arita読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 美濃国(岐阜県)
  • 安芸国(広島県)
  • 播磨国(兵庫県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

有田(ありた)は、『和名抄』の美濃国(岐阜県)多芸郡に有田郷、そのほか安芸(広島県)・肥前(佐賀県・長崎県)などに有田の地名があり、なお「在田」というものも多い。 【1】赤松流 ― 播磨国(兵庫県)加茂郡の在田から起こる。一本の赤松系図に「赤松則村―範資―朝則(有田と号す)」と載せ、また「在田」とするものも多い。「在田」の項を参照。 『赤松記』に「大永三年、云々。その時、有田殿は浪人衆と一味して野間を構え、浪人衆の溜まりにしていたが、浦上は野間の手当てに、万一の時に差し向ける謀として呼び出された」と見える。『寛政系譜』には「範資―朝範(有田を称す)」と載せ、子孫三家を挙げて、今川氏真の臣・吉貞から系がある。家紋は丸に万、丸に大一。 【2】安芸の有田氏 ― 山県郡の有田から起こったのだろう。『芸藩通志』に「吉名村の野々本城は有田市充が居た所」とあり、また賀茂郡○村の有田氏の条に「家伝にいう、先祖より代々里正であった」とある。……(中略)加賀守は『安西軍策』にも見える。 【3】松浦氏流 ― 肥前国松浦郡の有田から出る。松浦系図は庶流として有田を載せる。また波多系図に、源頼光の孫・久が松浦氏を称し、その一族に有田、云々などの氏があるという。天正年間に有田蔵人があり、龍造寺氏に降った。 【4】龍造寺流 ― 龍造寺系図に、隆信の父・信吉を有田九郎左衛門とある。 【5】田川流 ― 藤原姓田川氏の一族に有田氏がある。 【6】筑前(福岡県)の有田氏 ― 『筑前軍記略』に有田因幡守、瑞松寺記に有田右近丞、また原田家臣に有田右衛門丞があり、朝鮮の役に従った。 【7】摂津(大阪府・兵庫県)の有田氏 ― 西成郡にあり、渡辺氏の一族といい、また赤松流の有田ともいう。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

有田アリタ和名抄美濃國多藝郡に有田郷其の他安藝、麗前等に有田の地名ありて猶ほ在田と云ふも多し。 1赤松流播磨國加茂郡在田よリ發す、一本赤松系圖に「赤松則村-範資-朝則(有田と號す)と載せ、又在田とするものも多し、在田條を見よ。赤松記に「大永三年云々、其時有田殿は浪人衆一味にて野間をしつらひ、浪人衆の溜りに致し候へども、浦上は野間の手あてに自然の時差向けらる謀に呼び出し申さるゝ」と見えたり。寬政系譜には範賣-朝範(有田を稱す)と載せ、子孫三家を擧げ、今川氏眞臣吉貞より系あり、家紋丸に萬、丸に大一。 2安藝の有田氏山縣郡有田より起りしならむ。藝藩通志に「吉名村野々本城、有田市充居る所」と、又賀茂郡〓村有田氏條に「家傳に云ふ、先祖より代々里正たりと。……加賀守安四軍策にも見ゆ。 3松浦氏流肥前國松浦郡有田よリ出づ。松浦系圖に庶流者として有田を載す。又波多系圖に源頼光の孫久、松浦氏を稱す、其の族に有田云々等の氏ありと。天正年間有田藏人あり、龍造寺氏に降る。 4龍造寺流龍造寺系圖に際信の父信吉を有田九郞左衞門とあり。 5田川流藤原姓田川氏の族に有田氏あリ。 6筑前の有田氏筑前軍記略に有田因幡守、瑞松寺記に有田右近丞、又原田家臣に有田右奮門丞あり、朝鮮の役に從ふ。 7攝津の有田氏西成郡にあり、渡邊氏の族と云ひ、又赤松流有田とも云ふ。

姓氏家系大辞典 第1巻 131コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

同じ読みの名字

有田と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

同じ漢字を使う名字

有田に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。

同じくらいの多さの名字

全国順位が有田の前後にある名字です。

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