大嶋
おおしまOoshima
全国926位 ・ 約2.0万人
大島(おおしま)は、『和名抄』に相模国鎌倉郡の大島○、下総国葛飾郡の八島郷がある。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- おおしま
- ローマ字
- Ooshima
- 全国順位
- 全国926位
- 推計人数
- 約2.0万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.016%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
大嶋をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ooshima読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 相模国(神奈川県)
- 下総国(千葉県・茨城県)
- 近江国(滋賀県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
大島(おおしま)は、『和名抄』に相模国(神奈川県)鎌倉郡の大島○、下総国(千葉県・茨城県)葛飾郡の八島郷がある。後者は養老戸籍に大島○とある地だろう。次に近江国(滋賀県)蒲生郡に大島郷、信濃国(長野県)水内郡に大島○(於保之末)、陸奥国(東北地方)会津郡(岩代(福島県))と気仙郡(陸中(岩手県・秋田県))に大島○、備中国(岡山県)浅口郡に大島○(於保之萬)がある。周防国(山口県)には大島郡があり、古代の大島国である。阿波国(徳島県)美馬郡にも大島○(於保之萬)がある。 庄名としては摂津(大阪府・兵庫県)・越後古志・備中(大島保)・伊予(愛媛県)などにあり、また伊豆(静岡県)・大隅(鹿児島県)・○前などに大島がある。村の名としては数えきれず、多くの大島氏を起こした。次に述べる。 【1】大島国造 ― 大島国は周防国大島郡のことで、『和名抄』は大島郡に「於保之萬」と注記する。この島は『古事記』の伊邪那岐・伊邪那美二尊の国生みの条に「次に大島を生んだ。またの名は大多……」と見える。……(この先は原文の段組が崩れ、別の家の系図や別の名字「大塩」の記事が入り混じっている) この氏はまた諏訪神家の一族だという。滋野系図は盛貞を春日刑部少輔貞親の兄とするが、諏訪系図では盛貞を弟とする。……盛貞の子だろうか。 【2】諏訪神家 ― 前項で述べた。 【3】播磨(兵庫県)の大塩氏 ― 印南郡の大塩庄から起こった。赤松家の重臣で、『太平記』巻三十二の神南合戦の条に、赤松律師則祐配下の大塩次郎を載せる。 【4】五十嵐氏流 ― 岩代国耶麻郡の大塩邑から起こった。『新編会津風土記』耶麻郡雄国新田村の条に「この村は万治三年、大塩平左衛門という者が開いた地である。平左衛門は出羽国(山形県・秋田県)秋田郡の住人・五十嵐淡路守頼常の子孫である。加藤氏の時代に大塩氏と改め、代官とした。当家に至って大塩平左衛門が小沼組の村々を統べて○長のようであったが、明暦三年にこの地に新田を開いた」と見える。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
大島オホシマ和名抄相摸固鎌倉郡に大島〓、下總國葛餅郡に八島郷、こは養老戶籍に大島〓とある地ならん。次に近江國蒲生郡に大島郷、信濃國水內郡に大島〓、於保之末、陸奥國會津郡(岩代)、氣仙郡(陸中)に大島〓、備中國淺口郡に大島〓、於保之萬、周防國に大島郡、古代の大島國也。阿波國美馬郡に大島〓、於保之萬あり。庄名としては攝津、越後古志、備中(大島保)、伊豫等にあり。又伊豆、大隅、尼前等に大島、村名としては枚擧に追なく、多くの大島氏を起す、次に云はん。 1大島國造大島國は周防國大島郡の事にして、和名抄大島郡·於保之萬と註す。此の島は古事記諸册二尊國生みの條に「次に大島を生みたまふ、亦の名は大多と見ゆ。此の氏又諏訪神家の族なりと云ふ。滋野系圖には盛貞を春日刑部少輔貞親の兄」とすれど、諏訪系圖にては「盛貞を弟」とす。……盛貞の子か。 2諏訪神家前項に云へり。 3播磨の大鹽氏印南郡大鹽庄より起る。赤松家の重臣にして、太平記卷三十二に、神南合戰條に赤松律師則祐配下大鹽次郎を載せたり。 4五十嵐氏流岩代國耶麻郡大鹽邑より起る。新編風土記耶麻郡雄國新田村條に、「此村は萬治三年、大鹽平左衞門と云ふ者開し地なり。平左衞門は出羽國秋田郡の住人五十嵐淡路守賴常が子孫なり。加藤氏の時に至て、大鹽氏と改め、代官とす。當家に至て大鹽平左衞門·小沼組敷村を總て〓長の如くにてありしが、明曆三年此の地に新田を聞く、」と見ゆ。
『姓氏家系大辞典』はこの名字を「大島」の表記で立項しています。引用はその項のものです。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
大嶋と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
大嶋に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「大」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が大嶋の前後にある名字です。
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