野田
のだNoda
全国155位 ・ 約14万人
野田(のだ)は、『和名抄』が下総国匝瑳郡に野田○を載せる。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- のだ
- ローマ字
- Noda
- 全国順位
- 全国155位
- 推計人数
- 約14万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.11%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
野田をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Noda読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 下総国(千葉県・茨城県)
- 越前国(福井県)
- 河内国(大阪府)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
野田(のだ)は、『和名抄』が下総国(千葉県・茨城県)匝瑳郡に野田○を載せる。下総国では、そのほか千葉郡と葛飾郡にも野田邑がある。次に越前国(福井県)丹生郡に野田郷を載せて「乃太」と読み、大野郡にも野田○を載せて「乃多」と注記する(高山寺本は足羽郡とする)。また河内国(大阪府)丹比郡に野田荘(丹南郡)があり、後宇多院御領目録に「河内国野田荘 ○樹院領」とある。南野田村・北野田村がある。 そのほか備前(岡山県)にも野田庄があり、摂津(大阪府・兵庫県)・三河(愛知県)・駿河(静岡県)・武蔵(東京都・埼玉県)・常陸(茨城県)・上野(群馬県)・下野(栃木県)・磐城(福島県・宮城県)・陸前(宮城県・岩手県)・陸奥(東北地方)・羽後(秋田県)・加賀(石川県)・越後(新潟県)・石見(島根県)・周防(山口県)・紀伊(和歌山県)・豊後(大分県)・肥後(熊本県)・薩摩(鹿児島県)などにこの地名が多い。 【1】藤原南家熱田大宮司族 ― 尾張(愛知県)の名族である。三河国設楽郡の野田邑から起こったのだろうか。…… 【9】下総の野田氏 ― 前の二項を参照。葛飾郡の野田邑から起こったのだろうか。小金の本土寺過去帳に野田式部を載せ、『常総軍記』に「野田の野田角牛」などが見える。また『鎌倉大草紙』に野田氏が多い。前々項を参照。 この野田氏について『大日本地名辞書』は次のようにいう。「『鎌倉大草紙』は、康正元年に公方成氏が古河へ落ち着いたとき、野田の城には野田右馬助を籠め置かれたと載せる。古河の防御のためにここにも城を築いたのだろう。ただし野田氏はもともと下野梁田郡の著名な家であるはずだが、下総にも所領があって、それを野田領といったのが、やがて地名になったのではないか」。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
野田ノダ和名抄、下總國匝瑳郡に野田〓を收む。當國その外、千葉郡、及び葛飾郡にも野田邑あり。次に越前國丹生郡に野田郷を收め、乃太と訓じ、又大野郡に野田〓を收め、乃多と註す、高山寺本には足羽郡とす。また河内國丹比郡に野田莊(丹南郡)あり、後宇多院御領目錄に「河内國野田莊賣樹院頷」と、南野田村北野田村存す。その他、備前にも野田庄、また攝津、三河、駿河、武蔵、常陸、上野、下野、磐城、陸前、陸奥、羽後、加賀、越後、石見、周防、紀伊、豐後、肥後、薩摩等此の地名多し。 1藤原南家〓田大宮司族尾張の名族なリ。三河國設樂郡野田邑よリ起リしか。……9下總の野田氏前二項參照。葛飾郡野田邑より起りしか。小金本土寺過去帳に野田式部を載せ、常總軍記に「野田の野田角牛」など見ゆ。又鎌倉大草紙に野田氏多し、前々項を見よ。此の野田氏に關しては地名辭書に『鎌倉大草紙、康正元年公方成氏が古河落着の時、野田の城には、野田右馬助を籠め置かれたる由を載す。古河の防禦に此にも築かれしならん。されど野田氏は、本來下野梁田郡の著姓なるべきも、下總にも所領ありて、それを野田領と云へるが、やがて地名と爲れるにあらずや。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
野田と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
野田に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「野田」で始まる・野田を含む名字
野田の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が野田の前後にある名字です。
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