坂井
さかいSakai
全国240位 ・ 約9.1万人
坂井(さかい)は、越前国に坂井郡があり、『和名抄』は「佐加乃井」と注記する。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- さかい
- ローマ字
- Sakai
- 全国順位
- 全国240位
- 推計人数
- 約9.1万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.074%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
坂井をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Sakai読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「坂井」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
『姓氏家系大辞典』第3巻 114コマに「家紋丸に劔花菱、丸に澤瀉」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 越前国(福井県)
- 越後国(新潟県)
- 丹波国(京都府・兵庫県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
坂井(さかい)は、越前国(福井県)に坂井郡があり、『和名抄』は「佐加乃井」と注記する。○体紀には「坂中井(さかちき)」と書く。また越後国(新潟県)磐船郡に坂井郷があり、今の坂井村で蒲原郡に属する。そのほか三河(愛知県)・下野(栃木県)・丹波(京都府・兵庫県)などにこの地名がある。なおこの名字は前後の諸氏と通じて用いられ、時に「さかひ」とも通じるので、「サカヒ」の項の諸氏を参照。 【1】(池田)坂井君 ― 吉備氏の一族である。『国造本紀』廬原国造の条に「池田坂井君の祖・吉備武産命の子・意加部彦命」と見える坂井は、越前坂井郡の坂名井神社とある地名を名乗ったものかという。意加部彦は角鹿国造の祖・建功狭日命と兄弟にあたる。 【2】桓武平氏森山氏流 ― 越前の坂井から起こり、平高望七代の孫・森山越前守盛実の子孫だという。 【3】尾張(愛知県)の坂井氏 ― 平姓と称する。前項と同族だろうか。尾張国の豪族で、小守護と伝えられ、宗家は清洲城にいたという。おそらく守護代・織田氏の執事だったのだろう。『宗長手記』に「大永六年三月二十七日、云々。清須より織田筑前守守護代、坂井摂津守、云々」とある。 その後、天文二十三年、織田信友の家臣に坂井大膳亮があり、斯波義統を襲ってこれを弑した。また『織田真記』に「坂井喜左衛門が守山城を守る」と載せ、『織田軍記』に「守山の家老・坂井喜左衛門」とある。その嫡子を孫平次という。また信長の家臣に坂井右近政尚があり、春日井郡の楽田城を守り、堅田で戦死したという。なお第八項を参照。 【4】清和源氏 ― 江戸幕府の家臣で、『寛政系譜』に太左衛門正文から系がある。家紋は丸に剣花菱、丸に沢瀉。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
坂井サカヰ越前國坂井郡あり、和名抄に佐加乃井と註す。罷體紀に「坂中井(サカチキ)」に作る。又越後國磐船郡に坂井郷あり。今坂井村、蒲原郡に屬す。その他、三河、下野、丹波等に此の地名存す。猶ほ此の氏は前後の諸氏と通じ用ひられ、時にサカヒとも通ず、サカヒ條諸氏を參照せよ。 1(池田)坂井君吉備氏の族にして、造本紀、廬原國造條に「池田坂井君の祖·吉備武產命の兒意加部彥命」と見ゆる坂井は、越前坂井郡坂名井神社とある地名を負ふかと云ふ。意加部彦は角鹿國造の祖建功狹日命と兄弟に當る。 2桓武平氏森山氏流越前の坂井より起り、平高望七代の孫森山越前守盛實の後なりと云ふ。 3尾張の坂井氏平姓と稱す、前項と同族か。當國の豪族にして、小守護と傳へられ、宗族は〓洲城に居リしと云ふ。蓋し守護代織田氏の執事たりしならん。宗長手記に「大永六年三月廿七日云々、清須より織田筑前守守護代、坂井攝津守云々」と。その後、天文二十三年、織田信友家臣に坂井大膳亮あり、斯波義統を襲ひて之を弑す。また織田眞記に「坂井喜左衞門·守山城を守る」と載せ、織田軍記に「守山の家老坂井喜左衛門」と。その嫡子を孫平次と云ふ。又信長家臣に坂井右近政尙あり、春日井郡樂田城を守る。堅田に戰死すと也。猶ほ第八項參照。 4〓和源氏江戶幕臣にして、寛政系譜に、太左衞門正文より系あり。家紋丸に劔花菱、丸に澤瀉。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
坂井と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
坂井に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「坂」の字を含む名字
「坂井」で始まる・坂井を含む名字
坂井の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が坂井の前後にある名字です。
存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →
