佐保

さほSaho

全国4225位 ・ 約2,740人

佐保(さほ)は、大和国添上郡に佐保邑がある。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
さほ
ローマ字
Saho
全国順位
全国4225位
推計人数
約2,740人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

佐保をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Saho読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 大和国(奈良県)
  • 播磨国(兵庫県)
  • 丹波国(京都府・兵庫県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

佐保(さほ)は、大和国(奈良県)添上郡に佐保邑がある。古書には「狭穂」あるいは「沙本」とも書く。また播磨国(兵庫県)賀茂郡に佐保神社がある。 【1】佐保家 ― 開化天皇の皇子・彦坐命の後で、父天皇の帝都であった地を賜ったものと考えられる。命は開化天皇の末子であったために、この地を賜ったのであろう。その後、命は春日建国勝戸売(「春日」の項を参照)の娘・大闇見戸売を妃とした。 二人の間に、狭穂彦王(沙本毘古王)、袁邪本王、室毘古王、狭穂媛王(沙本民売命、佐波遅比売)が生まれた。媛王は垂仁天皇の皇后に立ったが、兄の狭穂彦が天位を狙って謀反を起こしたためにこの家は衰え、宗家は丹波道主家に移った(「丹波(京都府・兵庫県)」の項を参照)。 【2】狭穂別 ― 「雄略紀」に狭穂子鳥別という人が見える。佐保家の後裔か。 【3】佐保真人 ― 天平十九年紀に「無位高橋…」とある。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない) 「先祖佐保田山城守平政春は当所の領主である。それより子孫は農民となり、代々ここに住んだ。家に系図を蔵しており、これを問うと、元は赤松家の末流で、神崎氏から出たという。それならば源氏のはずだが、平姓というのは疑わしい。この系図はすべて確かなものではないので、後には採らない。 ちなみに、当村は七党といって、広田・安藤・上原・田○・関屋・小山と佐田、すべて七苗である。また原・井口・宇津木・増田・田代・樋山・臼田・小井沼などを加えて十六苗といい、今もその子孫がある。七党のことは法泉寺縁起にも見える」とある。 菅村法泉寺の縁起に「小田原北条家……(この先は原文が崩れて読み取れない)佐保田河内守某、同山城入道政房」などと見える。代々小沢七村を領したという。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

佐保サホ大和國添上郡に佐保邑あり、古書·狹穗、或は沙本に作る。又播磨國に賀茂郡佐保神社あり。 1佐保家開化天皇の皇子彥坐命の後な父天皇の帝都たりし地を賜ひしものと考り。蓋し命は開化天皇の末子なるが故に、へらる。その後、命は春日建國勝戶賣(カスガ條參照)の女·大闇見戶賣を妃とし、狹穗彦王(沙本毘古王)、袁邪本王、室毘古王、狹穗媛王(沙本民賣命、佐波猶比賣を產み奉ふ。媛王は垂仁天皇の皇后に立ち給ひしが、御兄狹穗彥·天位を觀覦して此の家衰へ、宗家は丹波道主家に移る、タニハ條を見よ。 2狹穗別雄略紀に狹穗子鳥別と云ふ人見ゆ。佐保家の後か。 3佐保眞人天平十九年紀に「無位高橋第五第十五國綱島一重綱〓總稱を見よ。「先祖佐保田山城守平政春は當所の領主也。夫より子孫農民となり、世々こゝに住せり。家に系圖を蔵す、これを問するに、元赤松家の末流、神崎氏より出づと云ふ。されば源氏なるべし。然るに平姓と云ふこと疑ふべし。この系圖すべてたしかならぬものなむた、後にはとらず。因に云ふ、當村七黨とて、廣田、安藤、上原、田〓、關屋、小山と、佐田、總て七苗なり。又原、井口、宇津木、增田、田代、樋山、臼田、小井沼等を加へて十六苗とて、今其の子孫あり。七黨のことは法泉寺緣起にも見えたり、」と見ゆ。菅村法泉寺の緣起に、「小田原北條家じゃ、佐保田河内守某、同山城入道政房」等見ゆ。世々小澤七村領せりと云ふ。

姓氏家系大辞典 第3巻 213コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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