大岸
おおぎしOogishi
全国5864位 ・ 約1,690人
大岸(おおぎし)・大儀須(おおぎす・おぎす)は、伊勢国桑名郡の豪族で、桑部城による。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- おおぎし
- ローマ字
- Oogishi
- 全国順位
- 全国5864位
- 推計人数
- 約1,690人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
大岸をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Oogishi読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 伊勢国(三重県)
- 若狭国(福井県)
- 信濃国(長野県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
大岸(おおぎし)・大儀須(おおぎす・おぎす)は、伊勢国(三重県)桑名郡の豪族で、桑部城による。桑部城は桑部村字城下の山上に城址が二つあり、北は毛利次郎左衛門の居所、南は大儀須若狭守の居所であった。永禄年間、織田信長のために滅ぼされた。天正十二年十月、羽柴秀吉が蜂須賀正勝に命じてこれを守らせた(「桑名志」「五鈴遺響」「三国地誌」「名勝志」)。大儀須は一に萩須ともいう。 (このあと原文は次の見出し「大吉祖」の記事に移る) 大吉祖(おおきそ)は、信濃(長野県)に大吉祖庄がある。 (このあと原文は次の見出し「大分」の記事に移る) 大分(おおきた・おおいた)は、豊後国(大分県)大分郡から起こる。古代の大分国があった地である。「景行紀」に「天皇が熊襲を征して碩田国に至る。その地形は広大でまた麗しい。よって碩田と名づける」とあり、「於保岐陀」と注する。「風土記」もおおむね同じである。「和名抄」には於保伊多と注する。また同書の大隅国(鹿児島県)桑原郡に大分郷がある。 【1】大分国造 ― 大分国は後の大分郡地方である。この国造は「国造本紀」に漏れているが、火国造の条に「大分国造は同祖で、志貴多奈彦命の子・運男江命」と見え、また「古事記」に大分君を多臣の一族とし、火国造・火君と同族とすることから、その存在は確実で、多氏の一族であることが著しい。すなわち大分国造家は、四隣の阿蘇国造・火国造などと族を同じくし、また海を隔てて伊予国(愛媛県)造とも同族である。これによって、古代における多臣氏の活動の大きさを語るに足りる。「日本古代史新研究」を見よ。 【2】(高屋)大分国造 ― この国造の所在は不詳だが、大隅国桑原郡に大分郷が存し、また高屋山上陵も近いので、あるいは大隅桑原郡地方に一時置かれたものだろうか。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
大岸オホギシ大儀須オホキスオギス伊勢國桑名郡の豪族にして桑部城に據る。桑部城は桑部村字城下の山上に城址二ツあり。北は毛利次郞左衞門の居所にして、南は大儀須若狭守の居所たり。永祿中、織田信長の爲めに滅さる。天正十二年十月、羽柴秀吉、蜂須賀正勝に命じ、之を守らしむ(桑名志、五鈴遺響、三國地誌、名勝志)。大儀須、一に萩須、ともあり。大吉祖オホキソ信濃に大吉祖庄あり。大分オホキタオホイタ豊後國大分郡より起る、古代大分國のありし地なり、景行紀に「天皇·熊襲を征し、碩田國に到る。その地形廣大にして亦麗はし、因りて碩田と名く」と載せ、「於保岐陀」と註す。風土記も大體同じ。和名抄には於保伊多と註す。又同書大隅國桑原郡に大分〓あり。 1大分國造大分國は後の大分郡地方なリ。此の國造は國造本紀にもれたれど、火國造條に「大分國造同祖、志貴多奈彥命の兒、運男江命」と見え、而して古事記に大分君を多臣の族とし、火國造火君と同族とするにより、其の存在は確實にして、多氏の族なるや著し。卽ち大分國造家は四隣阿蘇國造、火國造等と族を同じうし、且つ海を隔てゝ伊豫國造とも同族たり。以つて古代に於ける多臣氏の活動の大なりしを語るに足らん。日本古代史新〓究を見よ。 2(高屋)大分國造此の國造の所在不詳なれど、大隅國桑原郡に大分〓存し、又高屋山上陵も近ければ、或は大隅桑原郡地方に一時置かれたるものならんか。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ漢字を使う名字
大岸に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「大」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が大岸の前後にある名字です。
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