井野
いのIno
全国1601位 ・ 約9,980人
井野(いの)は、下総・常陸・美濃・石見・筑前などにこの地名があり、この氏はそこから起こったもので、また「猪野」とも通じて用いられる。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- いの
- ローマ字
- Ino
- 全国順位
- 全国1601位
- 推計人数
- 約9,980人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
井野をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Ino読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「井野」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
『姓氏家系大辞典』第1巻 251コマに「家紋四目結、丸に四目結、鳩酸草、井筒、」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 下総国(千葉県・茨城県)
- 美濃国(岐阜県)
- 石見国(島根県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
井野(いの)は、下総(千葉県・茨城県)・常陸(茨城県)・美濃(岐阜県)・石見(島根県)・筑前(福岡県)などにこの地名があり、この氏はそこから起こったもので、また「猪野」とも通じて用いられる。 【1】佐々木氏流 ― おそらく井権守盛実・井五郎行方の子孫であろうと考えられる。「寛政系譜」に「信濃守泰○の後裔で、家紋は四目結・丸に四目結・鳩酸草・井筒」とある。 【2】蒲生氏流 ― 前項の猪野氏で、右馬允俊綱の弟を井野三郎俊道というので、猪野と井野が通じることが知られる。なお「蒲生系図」には儀俄権五郎俊光の子俊久を井野中務丞と載せている。 【3】播磨(兵庫県)の井野氏 ― 飾磨郡の名族で、三木氏配下の将に井野甚兵衛がある。秀吉の播州征伐の際、従わずに戦ったという。 【4】石見の井野氏 ― 那賀郡井野村から起こる。同村の酸河内城(小岩見城)の城主に井ノ村石見権守兼雄がある。 【5】雑載 ― 「太平記」巻二十九に井野弥四郎があり、高備前守と組んで首を取ったという。また「日向記」に井野伊賀守が見え、志摩(三重県)にもこの氏がある。居野(きの)は猪野・井野と通じるとみられ、「太平記」巻二十六、四条畷の戦いに居野七郎があり、師直配下の将である。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
井野ヰノ下總、常陸、美濃、石見、筑前等に井野なる地名あり、此の氏は此等より起り、又猪野と通じ用ひらる。 1佐々木氏流恐らく井權守盛實、井五郞行方の裔ならんかと考へらる。寛政系譜に「信濃守泰〓の後商にして、家紋四目結、丸に四目結、鳩酸草、井筒、」と。 2蒲生氏流前條豬野、右馬九俊綱の弟を井野三郞俊道とあれば、猪野、井野の通ずるを知るべし。猶ほ蒲生系圖に儀俄權五郞俊光の子俊久を井野中務亟と載せたり。 3播磨の井野氏餝磨郡の名族にして三木氏の配下の將に、井野甚兵衞あり。秀吉播州征伐の際從はずして戰ふと。 4石見の井野氏那賀郡井野村より起る〇同村酸河內城(小岩見城)の城主井ノ村石見權守兼雄あり。 5井野氏は太平記卷二十九に井野彌四郞あり、高備前守と組んで落ち首を取ると。又日向記に井野伊賀守見え、又志摩に此の氏あり。居野キノ猪野井野と通ずるなるべし、太平記卷二十六、四條畷の戰に居野七郞あり、師直配下の將なり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
井野と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
井野に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「井野」で始まる・井野を含む名字
井野の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が井野の前後にある名字です。
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