金丸
かなまるKanamaru
全国718位 ・ 約2.7万人
金丸(かなまる/かねまる)は、下総・能登・佐渡・阿波(金丸庄、同じく東西庄)などにこの地名があり、古代の鞠部に関係があるだろうかという。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- かなまる
- ローマ字
- Kanamaru
- 全国順位
- 全国718位
- 推計人数
- 約2.7万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.022%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
金丸をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Kanamaru読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
この名字に記録のある家紋
『姓氏家系大辞典』の「金丸」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。
丸に揚羽蝶
羽を広げたアゲハチョウを象った図案。
『姓氏家系大辞典』第2巻 228コマに「家紋丸に揚羽蝶二」とあります。 原典で見る →
図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 下総国(千葉県・茨城県)
- 能登国(石川県)
- 佐渡国(新潟県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
金丸(かなまる/かねまる)は、下総(千葉県・茨城県)・能登(石川県)・佐渡(新潟県)・阿波(金丸庄、同じく東西庄)などにこの地名があり、古代の鞠部に関係があるだろうかという。 【1】那須氏族 ― 下野那須氏の一族で、那須の内宮社家にある。(このあたりに「美作皆木家の臣に」という別項の断片が紛れ込む)金丸系図に「資藤の子・某、金丸と号す」と見える。下総結城郡に金丸があり、その地から起こったか。某は那須の家譜に資国とし、また金丸二郎と見える。 【2】常陸(茨城県)の金丸氏 ― 『新編国志』に「金丸は府中の旧家六人のうちである。おそらく故の在庁官人の子孫である。弘安の作田勘文の内、府中在庁名の内に金丸名がある。これを証とすべきである」と見える。 【3】藤原姓 ― 幕臣にあり、甲州(山梨県)発祥。『寛政系譜』は藤原氏に収める。那須氏族の意か。家紋は丸に揚羽蝶二つ。 【4】清和源氏武田氏流 ― 武田(刑部少輔)信重の子・光重が金丸右衛門尉と称した。『甲斐国志』に「金丸は鞠部の遠い子孫で、氏族が中絶していたのを、光重に旧祀を興させた。本姓を改めず、子孫はなお源氏によるという」と見える(「マリベ」の項を参照)。 これは『東鑑(吾妻鏡)』所載の上総(千葉県)の金鞠氏が後世は金丸氏ともあることによるが、上総の金鞠氏は房州(千葉県)の神余と同じく、そして神余は神戸の余戸であることは『和名抄』に明らかな証がある。どうして甲州の鞠部と混同できようか。 【5】清和源氏一色氏族 ― 前項の光重に男子がなく、一色藤直(範貞の孫で、範次の子)の男・藤次を嗣とした。金丸伊賀守がこれである。藤次の後は「若狭守虎嗣―筑前守虎義」で、虎義に七男があった。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
金丸カナマルカネマル下總、能登、佐渡、阿波金丸庄、同東西庄)等に此の地名あり、古代鞠部に關係あらんかと云ふ。 1郡須氏族下野那須氏の族にて、郡須内宮社家にあり。美作皆木家の臣に金佛系圖に「資藤の子某·號金丸」と見えたリ。下總結城郡に金丸あり。其の地より起るか。某は那須の家譜に資國とす、又金丸二郞と見ゆ。 2常陸の金丸氏新編國志に「金丸、府中の舊家六人の内なり。蓋し故の在廳官人の後なり。弘安作田勘文の內、府中在廳名の内に金丸名あり。これを以て證とすべし」と見ゆ。 3藤原姓暮臣にあり、甲州發祥。寛政系譜、藤原氏に收む、那須氏族の意か。家紋丸に揚羽蝶二。 4〓和源氏武田氏流武田(刑部少輔)信重の子光重、金丸右衞門尉と稱す。甲斐國志に「金丸は鞠部の遠裔にして、氏族·中絕なるを、光重をして、舊祀を興さしむ。本姓を改めず、子孫猶ほ源氏に因ると云ふ。」と見ゆ。(マリべ條參照)。これ東艦所載上總の金鞠氏は、後世金丸氏ともあるに據れど、上總の金勒氏は、房州神餘に同じく、而して神餘は神戶の餘戶な3枚、和名抄に明徵あり。何ぞ甲州軸部と温同するを得んや。 5〓和源氏一色氏族前項光重に男子なく一色藤直(範貞の孫にて、範次の子)の男藤次を嗣とす、金丸伊賀守これ也藤次の後は「若狹守虎嗣ー筑前守虎義」にして、虎義に七男あり。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ漢字を使う名字
金丸に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「金」の字を含む名字
「金丸」で始まる・金丸を含む名字
金丸の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が金丸の前後にある名字です。
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