剣花菱

金

こんKon

全国1089位 ・ 約1.7万人

金(こん・きん・こがね・かね)は、古今の大姓で、古くは新羅族に多く、後世は奥州に栄えた。

1件の公開家系図に 2人

基本情報

読み
こん
ローマ字
Kon
全国順位
全国1089位
推計人数
約1.7万人
全国比率
日本人のおよそ0.014%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

金をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Kon読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

この名字に記録のある家紋

『姓氏家系大辞典』の「金」の項に出てくる家紋です。家紋は家ごとのもので、名字が同じでも同じとはかぎりません。ご自分の家の家紋は、お墓・仏壇・紋付の礼服や、ご本家・ご親族への確認でたどれます(戸籍には記載がありません)。

『姓氏家系大辞典』第3巻 65コマに「紋は劔花菱」とあります。 原典で見る →

図は基本の形で描いたものです。原典の本文は機械で読み取った文字なので、誤字が混じることがあります。正確なところは原典のページでお確かめください。

家紋・紋章の調べ方(国立国会図書館 リサーチ・ナビ) →

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 陸奥国(東北地方)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

金(こん・きん・こがね・かね)は、古今の大姓で、古くは新羅族に多く、後世は奥州(東北地方)に栄えた。 【1】新羅族 ― 金は新羅王の氏で、すなわち金関智の後裔である。「しらぎ」の項を見よ。大宝三年紀に「僧隆観が還俗し、本姓は金、名は財」と見える。そのほか「万葉集」巻三、天平五年の右京計帳などにも現れる。 延暦二年七月紀に「左京人散位従六位上・金肆順に姓を海原連と賜う。右京人正六位上・金五百依に海原造を賜う」などと見えるのもこの一族である。なお神亀元年五月紀に「従六位上・金宅良、金元吉、ともに姓を国看連と賜う」などともある。……(中略)当国には新羅郡(新座郡)があり、「しらぎ」の項を見よ。 【3】金公 ― 「拾芥抄」に見える。 【4】金臣 ― 「姓名録抄」「拾芥抄」に見える。「こがね」と訓む。 【5】阿倍氏流 ― 奥州の大族で、「陸奥話記」に「気仙郡司・金為時らを遣わして頼時を攻めさせた。頼時は舎弟の僧良昭らをもってこれを防がせた。為時はかなり有利であったが、後援がないため、一戦して退いた」とある。 また「貞任らは精兵四千余人を率い、金為行の河崎柵を陣営とした」とある。……(中略)官軍・賊軍の両方にいたのである。この金氏は新羅からの帰化族であろうか。あるいは日頃市長安寺の伝えに「金氏は阿倍倉橋丸の裔孫」とあることによるべきか。子孫は金野、また紺野という。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

金コンキンコガネカネ古今の大姓にして、古くは新羅族多く、後世奥州に榮ゆ。 1新羅族金は新羅王の氏、卽ち金關智の後裔なり。シラギ條を見よ。大寶三年紀に「僧隆觀還俗、本姓金、名は財」と見ゆ。其の他、萬葉集三、天平五年の右京計帳等に顯はる。延曆二年七月紀に「左京人散位從六位上金肆順·姓を海原連と賜ふ。右京人正六位上金五百依·海原造を賜ふ、」など見ゆるも此の族なり。猶ほ神亀元年五月紀に「從六位上金宅良、金元吉、並に姓を國看連と賜ふ、」など云ふもあり。……當國には新羅郡(新座郡)あり、シラギ條を見よ。 3金公拾芥抄に見ゆ。 4金臣姓名錄抄、拾芥抄に見ゆ。コガネと訓ず。 5阿倍氏流奥州の大族にして、陸奥話記に「氣仙郡司金爲時等を遣はして、頼時を攻めしむ。賴時·舎弟僧良昭等を以って!之を拒がしむ。爲時·頗る利ありと雖も、後援なきに依り、一戰して退く矣、」と。また「貞任等·精兵四千餘人を率ゐ、金爲行の河崎柵を以つて營と爲す」と。……官賊兩方にありし也。此の金氏は新羅歸化族か。或は日頃市長安寺の傳に「金氏は阿倍倉橋丸の裔孫」とあるによるべきか。子孫は金野、又紺野と云ふ。

姓氏家系大辞典 第3巻 64コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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