伏見
ふしみFushimi
全国1092位 ・ 約1.7万人
伏見(ふしみ)は、「和名抄」に摂津国四成郡の伏見郷を載せて「布之美」と注し、水徳二年の地図には「布之美○」に作る。
2件の公開家系図に 2人
基本情報
- 読み
- ふしみ
- ローマ字
- Fushimi
- 全国順位
- 全国1092位
- 推計人数
- 約1.7万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.014%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
伏見をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Fushimi読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 摂津国(大阪府・兵庫県)
- 山城国(京都府)
- 河内国(大阪府)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
伏見(ふしみ)は、「和名抄」に摂津国(大阪府・兵庫県)四成郡の伏見郷を載せて「布之美」と注し、水徳二年の地図には「布之美○」に作る。また山城国(京都府)に伏見庄があり、「雄略紀」に伏見部土師部のことが見え、「毘沙門堂記録」に伏見荘と載せている。 河内国(大阪府)錦部郡にも伏見庄があって……(この部分は原文の行が崩れていて読み取れない)文書に「河内国漆箇所、壱所字甲斐、伏見庄」とある。そのほか大和(奈良県)・駿河(静岡県)・美濃(岐阜県)・陸前(宮城県・岩手県)・筑前(福岡県)などにもこの地名がある。 【1】橘姓(藤原姓) ― 山城国紀伊郡伏見から起こった。伏見殿は御香宮の東南の地にある。初め藤原頼通の子・修理大夫のものであった。俊綱は富み栄えて、邸宅を営み、景勝の地を占めた。 白河帝の時、俊綱は自ら「京に近い地は、石田(宇治郡)が第一、高陽院(上京)が第二、伏見が第三、あるいは第一とすべきだ」と称した。その後、長講堂の伝領地となり、建長七年に後嵯峨上皇の臨幸があった。船戸御所に対して上御所の名がある。 両統分裂の後は、本殿は持明院流の皇統に相伝し、伏見・後伏見・光厳・光明・崇光の諸帝が相続いで後院とされた。崇光帝の皇子・大通院栄仁親王、その御子・後崇光院貞成親王もまたこれを受け継がれた。 貞成親王は京へ帰り住み、長子は皇統を継ぎ、二子の貞常親王は伏見宮三世と号され、親王家を定められたことにより、この地は挙げて寺家に付せられた。いわゆる大光寺、光厳院、般舟院指月庵などがこれである(「地名辞書」)という。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
伏見フシミ和名抄、攝津国四成郡に伏見郷を載せ、布之美と註し、水德二年の雖波地圖に布之美〓に作る。又山城國に伏見庄あり、雄略紀に俯見實土師部の事見え、毘沙門堂記錄に伏見莊と載せたり。國錦部郡にも伏見庄ありて、石〓水延久四又河内年九月五日文書に「河內國漆箇所、壹所字甲斐、伏見庄」と。その他、大和、駿河、美濃、陸前、筑前等に此の地名存す。 1橘姓(藤原姓)山城國紀伊郡伏見より起る。伏見殿は御香宮東南の地に在り。初め藤原頼通の子修理大夫のリ。俊綱·富饒にして、居宅を營み、勝境を貫す。白河帝の時、後綱自ら稱す「近京の地·石田(宇治郡)第一、高陽院(上京)第二、伏見第三、或は第一たるべし」と。其の後、長講堂の傳領地と爲り、建長七年に後嵯峨上皇臨幸あり。船戶御所に對して上御所の名あり。兩統分裂の後は、本殿は持明院流の皇統に相傳し、伏見、後伏見、光嚴、光明、崇光の諸帝·相承して後院と爲し給ふ。崇光帝の皇子、大通院榮仁親王、其の御子後崇光院貞成親王·亦之を受けたまふ。貞成親王·京師に還住し、長子皇統を承け、二子貞常親王·伏見宮三世と號したまひ、親王家を定め給ふに因り、此の地は擧げて寺家に附せらる。謂ゆる大光寺、光嚴院、般舟院指月庵等是なり(地名辭書)と。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
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「伏」の字を含む名字
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全国順位が伏見の前後にある名字です。
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