安西

あんざいAnzai

全国1167位 ・ 約1.5万人

安西(あんさい)は、安房国・伊勢国および駿河国に安西の地名があり、この氏はこれらの地名を負う。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
あんざい
ローマ字
Anzai
全国順位
全国1167位
推計人数
約1.5万人
全国比率
日本人のおよそ0.012%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

安西をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Anzai読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 伊勢国(三重県)
  • 駿河国(静岡県)
  • 安房国(千葉県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

安西(あんさい)は、安房国(千葉県)・伊勢国(三重県)および駿河国(静岡県)に安西の地名があり、この氏はこれらの地名を負う。安房の安西が最も有名だが、異流も存する。 【1】安房の安西氏 ― 安房郡安西という地名を負ったものである。「平群系図」に「良文 ― 忠通、房州安西などの一族の先祖である」と見えるが、これは後世、三浦氏の一族でこの氏を称する者があることによる。おそらく安西氏は、より古い豪族で、恐らく平群壬生朝臣の後裔だろうと考えられる。 保元の乱には、金余氏とともに源義朝の軍に従った。治承四年九月、源頼朝が本州(安房)に至ると、安西三郎景益は一族を率いて旅館に至り、頼朝をその邸に迎え入れたことが「東鑑」に見える。 景益のことは同書の巻一・三・四・十五に見え、また「平家物語」に安西三郎秋益、「源平盛衰記」に安西三郎秋釜、同小次郎秋景を載せる。秋景は「東鑑」巻三・四の安西太郎明景と同じである。また安西太郎景明とも見える。そのほか同書巻三十二に安西大夫、巻四十に安西三郎を挙げる。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

安西アンサイ安分國、伊勢國、及び駿河國に安西の地名あり、此の氏は此等の地名を負ふ。安房の安西最も有名なれど、異流も存す。 1安房の安西氏安房郡安西なる地名を負ひしなり。平群系圖に「良文-忠通、房州安西等一族之先祖也」と見ゆれど、は後世三浦氏の族にして此氏を稱するものあるによる。蓋し安四氏は、より古き豪族にして恐く平群壬生朝臣の後裔ならんと考へらる。保元の亂、金餘氏と共に義朝の軍に從ふ、治承四年九月、源頼朝本州に至るや、安西三郞景益、一族を具して旅亭に至り、賴朝を其の宅に延く事東鑑に見えたり。景益の事は同書一、三、四、十五に見え、又平家物語に安西三郞秋益、源平盛衰記に安西三郞秋釜、同小次郎秋景を載せたり。秋景は東鑑三、四の安西太郞明景に同じ。又安四太郞景明とも見ゆ。其の他同書三十二に安西大夫、四十に安西三郞を擧ぐ。

姓氏家系大辞典 第1巻 110コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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