伊佐
いさIsa
全国1876位 ・ 約8,330人
伊佐(いさ)は、天下の大姓であるが、たいへん難解な氏である。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- いさ
- ローマ字
- Isa
- 全国順位
- 全国1876位
- 推計人数
- 約8,330人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
伊佐をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Isa読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 常陸国(茨城県)
- 薩摩国(鹿児島県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
伊佐(いさ)は、天下の大姓であるが、たいへん難解な氏である。 「和名抄」の常陸国(茨城県)新治郡に伊讃郷を収める。弘安の作田勘文に「西郡北条、伊佐、九十九町六十歩」とある地で、イサである。中世以後はまた伊佐郡あるいは伊佐庄の呼び名がある。 「新編国志」に「伊佐郡と書いたものが史料に見えるのは、『北条九代記』に『六波羅南方、北条左近将監時国、弘安七年六月、常陸国伊佐郡に下向し、十月に殺される』と見えるのが最初で、伊達系図の常陸入道念四の伝にも伊佐郡中村に住むとある」という。 これは常陸伊佐氏(伊達氏)の起こった地であり、一郷の地が一郡となったのは伊佐氏の勃興と関係があろうかと考えられる。 なお同国真壁郡にも伊讃郷があり、弘安勘文に伊佐佐五丁一反と見え、近世に伊佐佐村というので、これはイササであろう。 次に薩摩国(鹿児島県)に伊作郡があり、「和名抄」は以佐久と注する。しかし後世、阿多郡に併合されて伊佐郷という。これによって伊作・伊佐が相通じることがわかる。 このように伊作郡は薩摩の郡名で、「延喜式」「和名抄」「建久図田帳」などに見えるが、その地は後世阿多郡の伊佐郷となり、遠く隔たった薩摩郡祁答・牛屎二院の地をもって伊佐郡ということになった。 郡界が変動し、その領域が古今まったく異なる例は諸国に少なくないが、このようにまったく地域を異にし、二十里も隔たった地に郡名が移るのは他に見ない例であるから、単に郡界の変動として論じることはできない。特に伊作郡の旧域に別に伊佐郷の名を残しているのだから、なおさらである。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
伊佐イサ伊佐氏は天下の大姓にして、而も頗る難解の氏なり。和名抄常陸國新治郡に伊讚郷を收む、弘安作田勘文に「西郡北條、伊佐、九十九町六十歩」とある地にして、イサなり、中世以後また伊佐郡或は伊佐庄の稱あり。新編國志に「伊佐郡と書きたるが物に見えしは、北條九代記に『六波羅南方、北條左近將監時國、弘安七年六月、常陸國伊佐郡に下向し、十月殺さる』と見えたるぞ始めにはありける、伊達系圖常陸入道念四の傳にも伊佐郡中村に住む」と。これ常陸伊佐氏(伊達氏)の起りたる地にして、一〓の地が一郡となりしは伊佐氏の勃興と關係あらんかと考へらる。猶ほ同國眞壁郡にも伊讃〓あり、弘安勘文に伊佐佐五丁一反と見え、近世伊佐佐村と云へば、れはイササなるべし。次に薩摩國に伊作郡あり、和名抄以佐久と註す。然るに後世阿多郡に併されて伊佐〓と云ふ。以つて伊作·伊佐相通ずるを見るべし。斯くの如く伊作郡は薩摩の郡名にして、延喜式、和名抄、建久圖田帳等に見えたるに、其の地は後世阿多郡の伊佐郷となり、遙かに隔たれる薩摩郡祁答、牛屎二院の地を以つて伊佐郡と云ふ事となれり。郡界變動して、其の彊域古今全く異れる例は諸國に尠からざれど、斯くの如く全く其の地域を異にし、ニ十里も隔れる地に郡名の異動するは他に見ざる處なれば、單に郡界の變動を以つて論ずべからず。殊に伊作郡の舊域別に伊佐郷の名を殘すをや。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
伊佐と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
伊佐に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「伊」の字を含む名字
「伊佐」で始まる・伊佐を含む名字
伊佐の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が伊佐の前後にある名字です。
存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →
