門野

かどのKadono

全国3143位 ・ 約4,170人

門野(かどの)は、「中興系図」に「門野、〇(原文の一字が崩れている)和、細川高国の舎弟の末」と載せている。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
かどの
ローマ字
Kadono
全国順位
全国3143位
推計人数
約4,170人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

門野をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Kadono読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 備前国(岡山県)
  • 山城国(京都府)
  • 筑後国(福岡県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

門野(かどの)は、「中興系図」に「門野、〇(原文の一字が崩れている)和、細川高国の舎弟の末」と載せている。備前(岡山県)にこの氏がある。なお「もんの」の項を見よ。 (このあと原文は別の見出し「葛野大」「葛野鴨」「葛野韓国」「葛野城」「葛野主殿」「葛野秦」「葛野部」「門庭」「門原」「門淵」「門部」の記事に移る) 葛野大(かどのおお)は、二つの読みのどちらが正しいか詳らかでない。葛野大連 ― 山城(京都府)の計帳と思われる正倉院文書に「戸主・従八位下葛野大連建麻呂、少初位下葛野大連馬甘、ほか九人」と見える。 葛野鴨(かどのかも)は、葛野鴨県主がある。本来は勇〇(原文の一字が崩れている)和で、「かも」および「かどの」の項を見よ。 葛野韓国(かどのからくに)は、物部族で山城にある。「からくに」の項を見よ。連の姓である。 葛野城(かどのき)は、葛野城首。山城の葛野にあったものであろう。「神功紀」に「そのとき熊之凝という者があり、忍熊王の軍の先鋒となった(熊之凝は葛野城首の祖である)」と見える。熊之凝は熊襲の熊と関係があろうか。 葛野主殿(かどのとのもり)は、葛野主殿県主がある。鴨氏の一族である。「葛野」の条、および「とのもり」の項を見よ。 葛野秦(かどのはた)は、葛野秦造。「皇極紀」に「葛野秦造河勝」を載せている。葛野にあった秦氏の意である。「はた」の項を見よ。 葛野部(かどのべ)は、山城葛野の地名を負った部で、葛野県主部というのと同一か。そうであれば葛野県主の私有の部曲である。あるいは葛野氏の部曲の意か。そうならば葛野氏というものは、前述のとおり数流あるので、どれに属するか詳らかでない。……(中略)また「和名抄」筑後国(福岡県)上妻郡に葛野〇(原文の一字が崩れている)があり、関係があるだろう。 門庭(かどば)・門原(かどはら)・門淵(かどふち)・門部(かどべ)は、職業部の一つで、簡単にいえば門番に当たる。すなわち古代、兵杖を帯びて朝廷の御門を護衛し奉った兵士にほかならない。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

門野カドノ中興系圖に「門野、〓和、細川高國舍弟末」と載せたり。備前に此の氏存す、猶ほモンノ條を見よ。葛野大カドノノオホカドノオホ二者孰れか詳かならず。○葛野大連山城の計帳と思はるゝ正倉院文書に「戶主從八位下葛野大連建麻呂、少初位下葛野大連馬甘、外九人」見ゆ。葛野鴨カドノノカモ葛野鴨縣主あり、本勇勇〓和、カモ、及びカドノ條を見よ。葛野韓國カドノノカラクニ物部族にて山城に在り、カラクニ條を見よ。連姓。葛野城カドノノキ○葛野城首山城葛野にありしならん。神功紀に「時に熊之凝なる者あり。忍熊王の軍の先鋒と爲る。(熊之凝は、葛野城首の祖也)」と見ゆ。熊之凝は熊襲の熊と関係あらんか。葛野主殿カドノノトノモリ葛野主殿縣主あり。鴨氏の族なり。葛野の條、及びトノモリ條を見よ。葛野秦カドノハタ○葛野秦造皇極紀に「葛野秦造河勝」を載せたり。葛野にありし秦氏の意なり。ハタ條を見よ。葛野部カドノベ山城葛野の地名を負ひし部にして、葛野縣主部と云ふと同一か。然らば葛野縣主の私有部曲なり。或は葛野氏の部曲の意か、しからば葛野氏と云ふもの、前述の如く數流あれば、何れに屬せしか詳かならず。……又和名抄筑後國上妻郡に葛野〓あり。關係あるべし。門庭カドバ門原カドハラ門淵カドフチ門部カドベ職業部の一にて、簡單に云へば門番に當る。卽ち古代兵杖を帶して、朝廷の御門を護衛し奉りし兵士に外ならざるなり。

姓氏家系大辞典 第2巻 218コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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