迫

さこSako

全国1614位 ・ 約9,880人

迫(いちのはざま)は、陸前国栗原郡一迫から起こる。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
さこ
ローマ字
Sako
全国順位
全国1614位
推計人数
約9,880人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

迫をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Sako読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 陸前国(宮城県・岩手県)
  • 伊豆国(静岡県)
  • 遠江国(静岡県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

迫(いちのはざま)は、陸前国(宮城県・岩手県)栗原郡一迫から起こる。狩野氏の一族で、「余目旧記」には「一迫狩野殿は六代、大崎は十一代」と載せている。「封内記」に「文治中、泉田・渋谷・上形・狩野の四人を志田・遠田・玉造・加美・栗原の五郡に封じた」とある。 また「真坂館は狩野伊豆高実の居所」とあり、これはすなわち一迫氏である。「伊達成実記」に、天正十六年正月云々として一迫伊豆があり、伊達氏に従ったとある。 ただし「薄衣状」には「公方一門一迫」とあり、「伊達世次考」は「大崎家七代○兼の三男を刑部少輔某といい、初めて栗原郡一迫真坂城に住み、これによって氏とした」という。 一風迫(いちのはざま)は、「日用重宝記」に見え、一迫氏と同じであろう。……(中略) (このあと原文は別の見出し「一戸」の記事に移る) 【1】南部氏流 ― 「南部系図」に彦三郎光行の子・行朝(彦太郎、腹違いのため家を継がず、一戸の祖)と見え、また「庶長子、彦太郎、一戸祖」ともある。支流が多い。 「南部一族秘抄」に「一戸氏は南部三郎光行公の長男彦太郎行朝で、初め大光寺遠江守の養子になったが、遠江守に実子が生まれたのち、彦太郎は津軽浅石村に住み、千徳院殿といった。一戸氏の祖である。一戸氏の家は分かれて、長牛・平館・埋切・近内・野田・谷内・中村・琉木田・金田一などとなった」とある。 その居城である一戸城は北館とも一戸館ともいう(「○村志」)。その後裔に一戸兵部大輔政連があり、一戸三千石の領主であったが、天正九年、政連の弟の一戸信州(長野県)が不意に挙兵して政連を殺した(「奥南旧指録」「盛岡風土記」)。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

迫イチノハザマ陸前國栗原郡一迫より起る。狩野氏の一族にして、餘目舊記には「一迫狩野殿は六代、大崎は十一代」と栽せたり。封內記に「文治中、泉田、澁谷、上形、狩野四人を志田、遠田、玉造、加美、栗原の五郡に封ず、」と。また「眞坂館、狩野伊豆高實居る所」と、これ卽ち一迫氏なリ、伊達成實記に天正十六年正月云々一迫伊豆あり、伊達氏に從ふ。但し薄衣狀には「公方一門一迫」とありて、伊達世次考は「大崎家七代〓兼三男を刑部少輔某と云ふ、始めて栗原郡一迫眞坂城に住す、因つて以つて氏とす」と云へリ。一風迫イチノハザマ日用重實記に見や、一迫氏に同じかるべし。……1南部氏流南部系圖に彥三郞光行の子行朝(彥太郞、別腹たるにより家を續がず、一戶祖)と見え、又「庶長子、彦太耶一ノ戶祖」ともあり。支流多し、臭南一秘秘抄に「一戶氏は南部三郞光行公の長市瀬と通じ用ひ男彥太郞行朝、始め大光寺遠江守の養子になり、遠江守實子出生後、彥太郞は津輕淺石村に住居、千德院殿と云ふ、一月氏の祖なり。一戶氏の家別れ、長牛、平館、埋切、近内、野田、谷內、中村、琉木田、金田一等なり」と。其の居城なる一戶城は北館とも、一戶館とも云ふ付内〓村志)。その後裔に一戶兵部大輔政連あり、一戶三千石の領主たりしが、天正九年、政連の弟一戶信州、不意に起りて政連を殺す(奧南舊指鋒、盛風記)。

姓氏家系大辞典 第1巻 204コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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迫と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

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