津嶋

つしまTsushima

全国6503位 ・ 約1,460人

津島(つしま)は、対馬国はまた津島とも書く、と前項に述べた。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
つしま
ローマ字
Tsushima
全国順位
全国6503位
推計人数
約1,460人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

津嶋をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Tsushima読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 対馬国(長崎県)
  • 備前国(岡山県)
  • 尾張国(愛知県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

津島(つしま)は、対馬国(長崎県)はまた津島とも書く、と前項に述べた。そのほか「和名抄」の備前国(岡山県)御野郡に津島郷を収め、都之万と読む。また尾張国(愛知県)に津島神社があり、そのほか磐城(福島県・宮城県)・伊予(愛媛県)などにこの地名が存する。この氏はこれらと深い関わりがあって、地名を称したものと、受領名を称号としたものとの二つがある。 【1】対馬彦 ― 対馬、すなわち津島の首長で、彦は原始的なかばねである。「魏志」東夷伝に「はじめて海を渡ること千余里で対馬国に至る。大官を卑狗といい、副官を卑奴母離という。住む所は○(原文が崩れている)で、四百里四方ほど。土地は山が険しく深い林が多く、道は鳥や鹿の通り道のようである。千余戸あるが良田はなく、自活しながら船で南北に行き来して交易する」とある。……(中略)おそらく津島彦と同一人物か。「天神本紀」に「天日神命は、対馬県主らの祖」と見える。 【2】対馬県主 ― 後に直の姓を賜り、国造に准じられた。 【3】津島県直 ― 前項の対馬県主と同じ。直の姓を賜って国造に准じられた。そのため「国造本紀」にも載せ、「津島県直は、橿原(神武)朝に、高魂尊の五世の孫である建弥己己命を、あらためて直としたものである」とある。この直の家系は後世二流に分かれ、上県直・下県直の二つとなった。 【4】志摩(三重県)の津島起直 ― 出雲臣氏の一族で、「古事記」神代巻に「天善比命の子である建比良鳥命は、これ津島県直などの祖」とあるのは、島津の誤記である。「シマ」の項を見よ。 【5】津島上県直 ― 第三項の後で、上県とは後の上県郡をいう。この氏はまた上県国造とも称し、後世は略して単に直氏、あるいは上氏とも称した。代々上県郡の郡領であった。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

津島ツシマ對馬國は又津島に作る、前條に云へり。其の他、和名抄、備前國御野郡に津島〓を收め、都之萬と訓ず。また尾張國に津島神社、その他、磐城、伊豫等に此の地名存す。この氏は此等と密接なる關係ありて、稱せしものと、受領を稱號とせしものとの二あり。 1對馬彥對馬、卽ち津島の曾長にて、彥は原始的カバネなり。魏志東夷傳に「始めて一海を度る千餘里、對馬國に至る。其の大官を卑狗と曰ひ、副を卑奴母離と日ふ。居る所は廳島、方·四百餘里ばか蓮池".土地、山·險にして深林多く、道路は禽鹿の徑の如し。千餘戸ありて、良田なく、自活し、船に乘りて南北に市願す」と見えたり。……蓋し津島彦と同一か。天神本紀に「天日神命は、對馬縣主等の祖」と見ゆ。後直姓を賜はリ、國造に准ぜらる。 3津島縣直前項對馬縣主に同じ。直姓を賜ひて國造に准ぜらる。因りて国造本紀にも載せ、「津島縣直。橿原(神武)朝、高魂尊が五世の孫·建彌己己命を、改めて直と爲す」とあり。此の直·後世二流に分れ、上麻直、下縣直の二となれり。 4志摩の津島起直出雲臣氏の族にして古事記、神代卷「天善比命の子·建比良鳥命は、此れ津島縣直云々等の祖、」とあるは、島津の誤寫なり。シマ條を見よ。 5津島上縣直第三項の後にして、上縣とは後の上縣郡を云ふ。此の氏は又上縣國造とも稱し、後世は略して單に直氏、或は上氏とも稱す。代々上縣郡々領たり。

『姓氏家系大辞典』はこの名字を「津島」の表記で立項しています。引用はその項のものです。

姓氏家系大辞典 第4巻 192コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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