戸嶋

としまToshima

全国3134位 ・ 約4,180人

戸嶋(とじま・としま)は、「豊島」と通じて用いられる。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
としま
ローマ字
Toshima
全国順位
全国3134位
推計人数
約4,180人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

戸嶋をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Toshima読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 武蔵国(東京都・埼玉県)
  • 羽後国(秋田県)
  • 肥後国(熊本県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

戸嶋(とじま・としま)は、「豊島」と通じて用いられる。「てしま」の項を見よ。また武蔵(東京都・埼玉県)・羽後(秋田県)・伊後・肥後(熊本県)などにこの地名がある。……(中略) 【2】畠山氏族 ― 羽後国河辺郡戸島(豊島)邑より起こる。伝えていう、畠山玄蕃頭が常陸(茨城県)よりこの城に来て、豊島館に拠った。以来、この地方を豊島郡と解する。 玄蕃頭の子・豊島次郎重村は、仁賀保大和守の娘を娶り、秋田城介と争ったが、その力が弱く、敵対することができず、一時由利に逃れた。しかし四、五年過ぎて、仁賀保赤尾津の訴訟によって城介の心が解け、豊島城に帰ることができた。 その子・勘十郎重氏は、天正年間、秋田城介のために仙北小野寺氏の押さえとなっていたが、由利の羽川九郎と仲が悪くなり、羽川から太平左近将監方へ遣わした使者を豊島の家士が討ち果たしたことから事が起こり、ついに太平・羽川によって豊島城を攻め落とされた。 その後、重氏の弟・新内が再び豊島城を回復し、秋田実季に属してこの郡を守った(「水慶軍記」「新風土記」)。また神内古城は、豊島勘十郎の子・玄馬が住んだ所である。初め諸井村に住み、豊島落城の後この城へ移ったという。 曹洞宗満蔵寺は戸島の南にあり、開基は豊島玄蕃頭で、天正四年九月に没した。開山は存辰和尚。永禄元年、玄蕃頭が常陸国から来るとき存展も同行し、豊島館の西に創建し、その後現在地に移転したという。なお黒川・畠山などの条を参照。 また太平左近将監大江広忠は、豊島勘十郎重氏と一族でありながら、豊島の城を落としたと伝えられる。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

戶嶋トジマトシマ豐島と通じ用ひらる。テシマ條を見よ。また武蔵、羽後、伊後、肥後等に此の地名存す。……2畠山氏族羽後國河邊郡戶島(豐島)邑より起る。傳へ云ふ、畠山玄蕃頭·常陸より當城に來り、豐島館に據る。爾來、此の地方を豐島郡と解す。玄蕃頭の子豐島次郞重村は、仁賀保大和守が娘を娶り、秋田城介と爭ひしが、其の力徽にして、敵對すること能はず、一時、由利に遁れしが、四五年過ぎて、仁賀保赤尾津訴訟に依りて、城介の心·解け、豐島城に歸るを得たり。其の子勘十郞重氏は、天正年間、秋田城介の爲め、仙北小野寺氏の押へとなりしに、由利の羽川九郞と中惡くなり、羽川より太平左近將監方へ遣したる使者を、豐島の家士·討ち果したるより、事起りて、遂に太平羽川の爲に、豐島城を攻め落さる。其の後重氏の弟新內·再び豐島城を囘復し、秋田實季に屬して、本郡を守る(水慶軍記、新風土記)。また神内古城は豐島勘十郞の子玄馬の住する所なり。始め諸井村に住し、豐島落城の後當城へ移ると云ふ。曹洞宗滿藏寺は戶島の南に在リ、開基は豐島玄蕃頭、天正四年九月に卒す。開山は存辰和尙·永祿元年、玄蕃頭が常陸國より來る時、存展も同行し、豐島館の西に創建し、其の後現地に移轉すと云ふ。猶ほ黑川、畠山等の條參照。又太平左近將監大江廣忠は、豊島勘十野重氏と一族なれども豐島の城を落すと傳へらる。

姓氏家系大辞典 第4巻 292コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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戸嶋と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

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