岡野

おかのOkano

全国302位 ・ 約7.3万人

岡野(おかの)は、駿河・相模・能登などにこの地名がある。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
おかの
ローマ字
Okano
全国順位
全国302位
推計人数
約7.3万人
全国比率
日本人のおよそ0.059%
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

岡野をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Okano読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 駿河国(静岡県)
  • 相模国(神奈川県)
  • 能登国(石川県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

岡野(おかの)は、駿河(静岡県)・相模(神奈川県)・能登(石川県)などにこの地名がある。 【1】桓武平氏北条氏流 ― 伊豆(静岡県)の名族で、家伝に「北条時行の末流で田方郡の田中を領し、泰行ははじめ田中氏といった。その子・融成が板部岡に改め、さらに岡野とした」とある。『寛政系譜』の家紋は丸に鳩酸草(かたばみ)。この氏のことは『伊豆志稿』にも見える。「タナカ」の項を参照。武家系図にも「岡野。平氏、本国は伊豆、紋は酸漿(ほおずき)。北条の庶流。田中越中守泰行の子・越中守融成がこれを称する」とある。 【2】橘姓楠木氏流 ― 大和国(奈良県)葛下郡の豪族で、同郡の狐井城に拠った。楠木氏の一族である岡氏と同族だろうという(「オカ」の項を参照)。『郷士記』に「岡野因幡守(狐井の平城)、岡野周防守興斎、家老は橋本・飯田・松木・赤土・藤田・上田・野田・入江」と見える。土地では狐井城に岡周防守が拠ったという(『大和志料』)。「ヲカ」「ヲカサキ」の項を参照。 【3】能登の岡野氏 ― 岡野邑から起こり、岡野城(一本には富木城)主であったが、上杉謙信に破られた。加賀前田藩の給帳に「百八十石(丸の内蔦)岡野判兵衛、百五十石(同上)岡野沢之丞、百二十石(丸の内蔓葛)岡野吉郎」とあり、そのほか岡野政右衛門がある。この一族だろうか。 【4】越後(新潟県)の岡野氏 ― 上杉景勝の功臣に岡野左内がある。越後古志郡柿村城主である。 【5】越前(福井県)の岡野氏 ― 丹生郡大虫神社の大宮司家である。 【6】讃岐(香川県)の岡野氏 ― 三谷氏の麾下の将で、岡野伊賀光資は林中村の中林城の城主であった(『全讃史』)。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

岡野ヲカノ駿河、相摸、能登等に此の地名あり。 1桓武平氏北條氏流伊豆の名族にて、家傳に「北條時行の末流にて田方郡田中を領し、秦行は始め田中氏と云ふ。其の子融成·板部岡に改め、更に岡野とす」とあり。寛政系諸家〓丸に鳩酸草。此の氏の事また伊豆志稿に見ゆ。タナカ條を見よ。武家系圖にも「岡野、平、本固伊豆紋酸漿、北條庶流、田中越中守泰行オカナカ-オカノ日向記に「加江田は岡富殿」男、越中守融成、稱之」とあり。 2橘姓楠氏流大和國葛下郡の豪族にして、同郡狐井城に據る。楠氏の族岡氏と同族ならんと云ふ、(オカ條參照)。婦士記に「岡野因幡守(狐井に平城)、岡野周防守興齋、家老(橋本、飯田、松木、赤土、藤田、上田、野田、入江)」と見ゆ。土俗孤井城、岡周防守據ると云ふ。(大和志料)ヲカ、ヲカサキ條參照。 3能登の岡野氏岡野邑より起り、岡野城(一本富木城)主たりしが、上杉謙信に破らる。加賀前田藩給帳に「百八十石(丸內ツタ)岡野判兵衞、百五拾石(同上)岡野澤之亟、百貳拾石(丸内ツル葛)岡野吉郞、其の外岡野政右衞門あり、此の族か。 4越後の岡野氏上杉景勝の功臣に岡野左内あり、越後古志郡柿村城主なり。 5越前の岡野氏丹生郡大蟲神社の大宮司家也。 6讃岐の岡野氏三谷氏麾下の將にて、岡野伊賀光資は林中村中林城の城主なりき(全讚史)。

姓氏家系大辞典 第1巻 434コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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