寺澤

てらさわTerasawa

全国4752位 ・ 約2,280人

寺沢(てらざわ)は、羽後などにこの地名がある。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
てらさわ
ローマ字
Terasawa
全国順位
全国4752位
推計人数
約2,280人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

寺澤をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Terasawa読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 羽後国(秋田県)
  • 肥前国(佐賀県・長崎県)
  • 志摩国(三重県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

寺沢(てらざわ)は、羽後(秋田県)などにこの地名がある。 【1】紀姓 ― 池田氏の一族で、濃尾の名族である。伝えていうには、紀長谷雄の男・淑望の子、池田維実の子孫で、広正に至って織田・豊臣の両氏に仕えた。その子・広高は秀吉に仕え、肥前唐津六万石を領した。関ヶ原の戦の後、十二万石を領したが、その子・堅高に至って絶家した。家紋は蟹。 『藩翰譜』に「志摩守紀広高(初め忠次郎、一名は正成)は武内大臣の後胤、紀淑望の末孫である。初め淑望の子孫は美濃国(岐阜県)に住み、その後分かれて尾張国(愛知県)にあった。両国の寺沢はことごとくその後胤だと聞こえていた。 広高の父は尾張国の住人・越中守広正で、織田殿に従った。その後、広正・広高の父子は豊臣家に仕え、次第に身を起こして肥前国(佐賀県・長崎県)唐津の城を賜わり、八万石を領した。一説に三万千三百石という。思うに初めは三万千三百石で、太閤が朝鮮を伐たれた日、彼の所領の地・名護屋に御陣を召されたので所領を加え賜わり(このあたりで原文の行が乱れ、別項の断片が混じる)、あわせて八万石に至ったのではないか。 またこれより先に領した地は定かでない。ある説に丹波福知山二万石を領したという。唐津を賜わったのは天正十五年の後だろう」とある。『多聞院日記』に「寺沢越中守は日本国の米奉行で、六万石の知行取り、太閤が一段と御目をかけて召し使われた六人の内である。天正二十年九月、太閤の勘当を受けた」と見える。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

寺澤テラザハ羽後等に此の地名存す。 1紀姓池田氏の族にして、濃尾の名族也。傳へ云ふ、紀長谷雄の男淑望の子池田維實の後にして、廣正に至り、織田、豐臣兩氏に仕ふ。其の子廣高·秀吉に仕へ、肥前唐津六萬石を領す。關ヶ原戰後·十二萬石を領せしも、其の子堅高に至り、絕家。家紋蟹。藩翰譜に『志摩守紀廣高(初め忠次郞、一名は正成)は武内大臣の後胤、紀淑望が末孫なり。初め淑望が子孫·美濃國に住し、其の後別れて尾張の國に在り。兩國の寺澤は悉く其の後胤とぞ聞えける。廣高が父·尾張の國の住人越中守廣正、織田殿に隨ふ。其の後廣正、廣高の父子、豐臣家に仕へ、次第に身を起して、肥前の國唐津の城を賜る。八萬石を領す、一說三萬千三百石といふ。思ふに初め三萬千三百石にて、太閤·朝鮮を伐ち給ひし日、彼れが所領の地·名護屋に御陣を召されしかば、所領を加へ賜共に誅せらる」と常陸、陸前、羽後せて.八萬石に至りしにあらずや。又是より先き領せし地定かならず。或る說に丹波福知山二萬石を領せしと云ふ。唐津を賜ひしは天正十五年の後なるべし。多門院日記に「寺澤越中守は日本國の米奉行にて、六萬石の知行取り、太闇一段御目を掛け召し仕はれ候ふ六人の内なり。天正二十年九月、太閤の勸當を受けし」と見ゆ。

『姓氏家系大辞典』はこの名字を「寺沢」の表記で立項しています。引用はその項のものです。

姓氏家系大辞典 第4巻 243コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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