垣花

かきのはなKakinohana

全国4736位 ・ 約2,290人

垣花(かきはな)・柿原(かきはら・かきはる)は、阿波・筑前・肥後などにこの地名がある。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
かきのはな
ローマ字
Kakinohana
全国順位
全国4736位
推計人数
約2,290人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

垣花をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Kakinohana読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 阿波国(徳島県)
  • 筑前国(福岡県)
  • 肥後国(熊本県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

垣花(かきはな)・柿原(かきはら・かきはる)は、阿波(徳島県)・筑前(福岡県)・肥後(熊本県)などにこの地名がある。 【1】清和源氏麻植氏流 ― 阿波国阿波郡柿原邑から起こる。柿原には古くから近藤氏があった。「コンドウ」の項を見よ。この柿原氏は麻植氏から出ている。 麻植志摩守親氏の次男・義重は麻植二郎と称し、京都室町御所に詰め、足利義政公から阿波郡柿原村において二百貫の地を賜り、姓を柿原と改め、以後代々柿原を姓とした。数代の後に柿原新吾義政があり、篠原紫雲に加わって元亀三年七月十六日、上桜城の戦いで討死した(麻植系図、「阿波徴古雑抄」、後藤捷一氏)。「故城記」に「阿波郡分、柿原殿、源氏、五骨扇、中に松」と見える。 【2】藤原北家熊野別当族 ― これも阿波国阿波郡柿原邑から起こる。熊野別当の一族・能行がこの地にいて、柿原別当と称した。「阿波徴古雑抄」所載の文書に、文安五年・永正十一年の柿原別当から十川先達への譲状を載せ、また阿波国念行者修験道法度に柿原別当と見える。 (このあと原文は次の見出し「柿本」の記事に移る) 柿本は、……(中略)石見(島根県)はこの氏族と縁故が深い。墓は大和(奈良県)ともいい、播磨(人丸神社がある)ともいい、石見(人丸寺、柿本神社がある)ともいう。歌聖であるから、後世の付会の伝説が多い。(「閑田耕筆」に「石見国戸田村に、柿本大人に仕えた家があり、その屋敷跡から先年石棺を掘り当てたことから、大人の葬地ではないか」とある。)

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

垣花カキハナ柿原カキハラカキハル阿波、筑前、肥後等に此の地名あり。 1〓和源氏麻植氏流阿波國阿波郡柿原邑より起る柿原には古く近藤氏あり。コンドウ條を見よ。此の柿原氏は麻植氏より出づ。麻植志摩守親氏の二男義重、麻植二郞と稱し、京都室町御所へ詰め、足利義政公より阿波郡柿原村に於て二百貫の地を賜ひ、姓を柿原と改め、以下世々柿原を姓とす、數代の後に柿原新吾義政あり。篠原紫雲に加はり、元亀三年七月十六日上櫻城の戰に討死す(麻植系圖、阿波黴古雜抄)(後藤捷一氏)。故城記に「阿波郡分、柿原殿、源氏、五骨扇、中に松」と見ゆ。 2藤原北家熊野別當族これも阿波國阿波郡柿原邑より起る。熊野別當の族人能行·此の地にありて、柿原別當と稱す。阿波黴古雜抄所載文書に、文安五年、永正十一年、柿原別當より十川先達の讓狀を載せ、又阿波國念行者修驗道法度に柿原別當と見ゆ。……(石見は此の氏族と緣故深し)。墓は、大和と云ひ、播磨(人丸神社あり)と云ひ、石見(人丸寺、柿本神社あり)と云ふ。歌聖なれば後世附會の傳說多し。(閑田耕筆に「石見國戶田村に、柿本大人に仕ふる家ありて、其の家地に前年石棺を掘り當てたるより、大人の葬處にや」と)。

姓氏家系大辞典 第2巻 141コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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