南波

なんばNamba

全国2467位 ・ 約5,750人

南波(なんば)・南場(なんば)・南方(なんぱ・なんぽう)は、「太平記」巻九に南方左近将監時益とあるのは、六波羅・南の探題の意である。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
なんば
ローマ字
Namba
全国順位
全国2467位
推計人数
約5,750人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

南波をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Namba読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 越後国(新潟県)
  • 上総国(千葉県)
  • 周防国(山口県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

南波(なんば)・南場(なんば)・南方(なんぱ・なんぽう)は、「太平記」巻九に南方左近将監時益とあるのは、六波羅・南の探題の意である。また九州探題にも南北があり、「南方左近将監(前越後守)御分」などと見える。南芳院(なんぼうきん)は、康正造内裏引付に「二貫文、南芳院領、段銭」と見える。……(中略) 応永の頃、難波田小三郎入道がいた。その居所の南畑城(下南畑村)について、「新編風土記」入間郡巻に「村の中央より少し東寄りで、修験十王院が住んだ所がその地である。その城跡がいつ築かれたかは詳らかでない。土地の人が言うには、天文の頃、上杉家に仕えた難波田弾正憲重の居城であったという。憲重は当国七党のうち村山党で、金子六郎家範の子・難波田小太郎高範の後裔で、上杉管領に仕え、当国横見郡松山の城代となった」とある。 天文十四年、憲重らのはからいにより、古河の晴氏が上杉憲政に力を合わせ、当郡河越に出馬し、大軍をもって北条上総介が籠もった河越城を攻めたが、明くる十五年になっても落城の様子は見えなかった。しかし城中はすでに難儀していることが小田原に聞こえたため、北条左京太夫氏康が後詰として、同年四月二十日、その陣に押し寄せ一戦があり、晴氏・憲政の軍は敗北し、憲重は父子三人がそのあたりの灯明寺口で討死した。法諡を善銀という。 この人は武功に優れた勇士で、当時の軍記などにもその名がよく知られている。憲重が討死した後、この辺り一帯は北条家の分国となり、その旗下の上田周防守某が在城していたが、天正十八年の後、廃城となった。
原文(文語体)を見る

南波ナンバ南場ナンバ南方ナンパウ太平記卷九に南方左近將監時益とあるは、六波羅·南の探題の意也。又九州探題にも南北ありて「南方左近將監(前越後守)御分」など見ゆ。南芳院ナンバウキン康正造內裏引付に「二貫文、南芳院領、段錢」と見ゆ。……應永の頃、難波田小三郞入道あり。その居所南畑城(下南畑村)は、新編風土記、入間郡卷に「村の中央より少く東よリにて、修驗十王院の住る所其の地なり。其の城趾は何の頃築きしや其のはじめを詳にせず。土人云ふ、天文の頃、上杉家に仕へし難波田彈正憲重が居城なりと。憲重は當國七黨の內、村山黨にて、金子六郞家範の子·難波田小太郞高範の後裔な끔上杉管領に仕へ、當國橫見郡松山の城代となる。天文十四年、憲重等がはからひに因りて、古河の晴氏·上杉憲政に合力ありて、當郡河越に出馬し、大軍をもて、北條上總介が籠りし河越城を責めした、明くる十五年も落城の色見えざりけり。されど城中既に難儀の由、小田原に聞えければ、北條左京太夫氏康後詰として、同年四月二十日、彼の陣に押寄せ一戰ありしを、晴氏、憲政の軍敗北し、憲重が父子三人·其のほとりの燈明寺口にて討死す。法諡を善銀と云ふ。此の人頗る武功の勇士にて、其の頃の軍記等にも、ほゞ露顯せし人なり。憲重討死の後、此の邊總べて北條家の分國として、其の旗下上田周防守某在城せしが、天正十八年の後廢城となれり。

姓氏家系大辞典 第4巻 492コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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