粟田

あわたAwata

全国2472位 ・ 約5,740人

粟田(あわた)は、上古以来の大族で、山城国愛宕郡の上下粟田○から起こる。

4件の公開家系図に 4人

基本情報

読み
あわた
ローマ字
Awata
全国順位
全国2472位
推計人数
約5,740人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

粟田をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Awata読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 山城国(京都府)
  • 阿波国(徳島県)
  • 越前国(福井県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

粟田(あわた)は、上古以来の大族で、山城国(京都府)愛宕郡の上下粟田○から起こる。粟田は「和名抄」に阿波多と注し、「朝野群載」には阿輪田荘に作り、また栗田庄ともある。そのほか越前国(福井県)坂井郡粟田○(安波多)をはじめとして、諸国に粟田という地名が少なくなく、多くは粟田氏が住んでいたことから起こったもののようである。 【1】春日粟田臣 ― 孝昭皇子・天足彦国押人命の後である春日臣の一族で、愛宕郡粟田に住んでいたことから、その地名を連ねて春日粟田と称したものである。後に本来の氏である春日を捨て、単に粟田臣と称した。孝徳紀に春日粟田臣百済が見える。粟田は後の上粟田・下粟田二郷の地である。 【2】粟田臣 ― 前氏の後である。……(中略)後に朝臣姓を賜った。推古紀に粟田臣細目がある。 【3】近江(滋賀県)の粟田臣 ― 山城の粟田臣の支族である。天平神護元年に朝臣姓を賜った。 【4】粟田臣族 ― 天平五年の右京計帳に粟田臣族宿奈麻呂らが見える。 【5】粟田朝臣 ― 天武紀十三年条に「粟田臣云々、姓を賜って朝臣という」、また天平宝字三年紀に「内薬佐従七位下粟田臣道麻呂、姓を朝臣と賜う」、また神護景雲元年紀に「左京人散位従八位上粟田臣弟麻呂、少初位下粟田臣種麻呂、正七位上粟田臣乎奈美麻呂の三人、姓を朝臣と賜う」などとあり、相次いで臣姓から朝臣姓を賜ったものである。 「姓氏録」の右京および山城に載る。前者には「大春日朝臣と同祖、天足彦国押人命の後である。「日本紀」と合う」とあり、後者には「天足彦国押人命の三世孫・彦国葺命の後である」と注する。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

粟田アハタ上古以來の大族にして山城國愛宕郡の上下粟田〓より起る。粟田は和名抄阿波多と註し、朝野群載阿輪田莊に作リ、又栗田庄ともあり。其の他越前國坂井郡粟田〓(安波多)を始めとして、諸國に粟田なる地名尠からず、多くは栗田氏の住居せしより起りしものの如し。 1春日粟田臣孝昭皇子天足彦國押人命の後なる春日臣の一族にして、愛宕郡粟田に住居せしものの、其地名を連ねて春日粟田と稱せるなり。後原の氏なる春日を捨て、單に粟田臣と稱す。孝德紀に春日粟田臣百濟見ゆ。粟田は後の上栗田、下粟田二郷の地なり。 2粟田臣前氏の後なり。……後朝臣姓を賜ふ。推古紀に粟田臣細目あり。 3近江の粟田臣山城なる粟田臣の支族なり。天平神護元年に朝臣姓を賜ふ。 4粟田臣族天平五年右京計帳に粟田臣族宿奈麻呂等見ゆ。 5粟田朝臣天武紀十三年條に「粟田臣云々、姓を賜ひて朝臣と云ふ」また天平寶字三年紀に「内藥佐從七位下粟田臣道麻呂姓を朝臣と賜ふ」また神護景雲元年紀に「左京人散位從八位上粟田臣弟麻呂少初位下粟田臣種麻呂、正七位上粟田臣乎奈美麻呂、三人、姓を朝臣と賜ふ」など、相次いで臣姓より朝臣姓を賜へるなリ。姓氏錄右京及び山城に貫す。前者には「大春日朝臣同祖、天足彥國押人命の後也、日本紀合す」と、後者には「天足彥國押人命三世孫彥國葺命の後也」と註す。

姓氏家系大辞典 第1巻 82コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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