三国

みくにMikuni

全国1919位 ・ 約8,060人

三国(みくに)は、摂津・伊賀・尾張・近江・上野・若狭・越前・越後・豊後などにこの地名がある。

1件の公開家系図に 1人

基本情報

読み
みくに
ローマ字
Mikuni
全国順位
全国1919位
推計人数
約8,060人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

三国をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Mikuni読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 摂津国(大阪府・兵庫県)
  • 伊賀国(三重県)
  • 尾張国(愛知県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

三国(みくに)は、摂津(大阪府・兵庫県)・伊賀(三重県)・尾張(愛知県)・近江(滋賀県)・上野(群馬県)・若狭(福井県)・越前(福井県)・越後(新潟県)・豊後(大分県)などにこの地名がある。 【1】三国国造 ― 武内宿禰の裔で、蘇我氏の一族である。三国国とは今の越前国内、宝亀九年九月紀に「坂井郡三国湊」とある地の付近をいう。「神名式」の同郡に三国神社を収める。 この国造は「国造本紀」に「三国国造。志賀高穴穂(成務)朝の御世、宗我臣の祖・彦太忍信命の四世の孫、若長足尼を国造に定め賜う」と見え、著者にはかつて私見がある。次に引用する。 「三国国は後世の坂井・吉田・足羽・今立・丹生および南条の六郡にわたる大国で、『和名抄』によれば坂井・足羽・今立・丹生の四郡である。このうち今立郡は弘仁十四年六月に丹生から分かれたのであるから、旧は坂井・足羽・丹生の三郡であった。」 「これから考えると、三国は御固の意味ではなく、あるいは三国、すなわち三つの国から成り立っていたことによる名称かもしれない。この国造は『国造本紀』に彦太忍信命の四世孫・若長足尼を祖とすると見えるが、おそらく江沼国造と同様、若子宿禰の後裔であろう。」 「もしそうだとすると、若長足尼は若子宿禰の子に当たる。その氏も姓もわからないが、おそらく中古この郡に栄えた品治部君というのが、この国造の裔であろう。その理由を次に言おう。国造の後裔は、たいてい郡の大領・少領に任ぜられるのが常である。そこで逆に、中古における郡領の氏姓から遡って、国造のそれをうかがうことができる」という。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

三國ミクニ攝津、伊賀、尾張、近江、上野、若狭、越前、越後、豐後等に此の地名あり。 1三國々造武内宿禰の裔、蘇我氏の族也三國國とは今の越前国内、實龜九年九月紀に「坂井郡三國湊」とある地附近を云ふ。神名式、同郡に三國神社を收む。此の國造は國造本紀に「三國國造。志賀高穴穗(成務)朝の御世、宗我臣の祖彦太忍信命が四世の孫若長足尼を國造に定め賜ふ」と見え、予輩甞つて卑說あリ。次に引用すべし。「三國國は後世の坂井、吉田、足羽、今立、丹生、及び南條の六郡に亘る大國で、和名抄に據れば、坂井、足羽、今立、丹生の四郡である。此の內、今立郡は弘仁十四年六月に、丹生から別れたのであるから、舊は坂井、足羽、丹生の三郡であつた。是から考へると三國は御固の意味ではなく、或は三國、卽ち三つの國から成立つて居たからの稱かも知れぬ。此の國造は國造本紀に彥太忍信命の四世孫若長足尼を祖とすと見えるが、恐らく江沼國造と同樣、若子宿禰の後裔であらう。若しそうすると、若長足尼は若子宿禰の子に當る。その氏も姓もわからぬが、恐らくは、中古此の郡に榮えた品治部君と云ふのが、此の國造の裔であらう。其の理由を次に云はう。國造の後裔は、大抵郡の大少領に任ぜられるのが常である、そこで反對に中古に於ける郡領の氏姓から溯つて、國造のそれを窺ふ事が出來る。

姓氏家系大辞典 第6巻 48コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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