赤瀬
あかせAkase
全国2708位 ・ 約5,080人
赤瀬(あかせ)は、陸奥国宮城郡の赤瀬郷(安加世、「和名抄」に見える)の地名より起こったものか。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- あかせ
- ローマ字
- Akase
- 全国順位
- 全国2708位
- 推計人数
- 約5,080人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
赤瀬をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Akase読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 陸奥国(東北地方)
- 遠江国(静岡県)
- 周防国(山口県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
赤瀬(あかせ)は、陸奥国(東北地方)宮城郡の赤瀬郷(安加世、「和名抄」に見える)の地名より起こったものか。 (このあと原文は次の見出し「赤染」の記事に移る) 赤染(あかぞめ)は、古代に赤染部と称した伴部があり、その部民およびその首長の裔はみな赤染氏と称した。 【1】赤染造 ― 天武前紀に赤染造徳足がある。赤染部の総領的な伴造で、天平勝宝二年九月紀に正六位上赤染造広足、赤染高麻呂ら二十四人が常世連姓を賜った事が見える。この常世連は「姓氏録」河内諸蕃に「燕国王公孫調より出づ」と載せることから、本貫は河内(大阪府)で燕からの帰化族であることがわかる。 【2】赤染造 ― 宝亀二年六月紀に遠江国(静岡県)蓁原郡主帳無位赤染造長浜が見える。この人はほどなく常世連姓を賜り、すなわち宝亀八年四月紀に「遠江国蓁原郡人外従八位下赤染長浜云々、姓を常世連と賜う」とある。 【3】赤染造(次田) ― 天平十年の周防国(山口県)正税帳に薩摩国(鹿児島県)目大初位上次田赤染造上麻呂を載せている。次田の地名は二、三あるが、これは「霊異記」中巻にいう河内国安宿郡鋤田寺とある地であろう。 【4】赤染部首 ― 天平十一年の備中国(岡山県)大税負死亡人帳に都字郡河面郡辛人里戸主赤染部首馬手を載せている。これは首姓であることから、赤染部の部分的な伴造であったことがわかる。 【5】赤染乎波多伎 ― 天平勝宝二年の経師上日帳に赤染乎波多伎人足という者を載せている。乎波多伎(をはたき)の意味はまだ明らかでない。カバネの一種か。 【6】赤染宿禰 ― 「除目大成抄」一に備中掾赤染宿禰色経という者を載せている。赤染造もしくは赤染部首の裔が、後に宿禰姓を賜ったのであろう。 【7】赤染朝臣 ― 「拾芥抄」に赤染朝臣が見える。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
赤瀨アカセ陸奥國宮城郡赤瀬〓(安加世)和名抄に見えたり。其の地より起りしか。赤染アカソメ古代赤染部と稱せし伴部あり、其の部民並に其の首長の裔皆赤染氏と稱す。 1赤染造天武前紀に赤染造德足あり。赤染部の總領的伴造にして、天平勝賣二年九月紀に正六位上赤染造廣足、赤染高麻呂等二十四人が常世連姓を賜へる事見병。而して此の當世連は姓氏錄、河內諸蕃に「燕國王公孫調より出づ」と載するにより本貫河內にして燕歸化族なるを知るべし。 2赤染造寶龜二年六月紀に遠江國蓁原郡主帳無位赤染造長濱見ゆ。此人程なく常世連姓を賜ふ、卽ち資亀八年四月紀に「遠江國蓁原郡人外從八位下赤染長濱云々、姓を常世連と賜ふ」とあり。 3(次田)赤染造天平十年の周防國正稅帳に薩麻國目大初位上次田赤染造上麻呂を載せたり。次田の地名は二三あれど、こは靈罪記中卷に所謂河內國安宿郡鋤田寺とある地なるべし。 4赤染部首天平十一年の備中國大稅負死亡人帳に都字郡河面郡辛人里戶主赤染部首馬手を載せたり、こは首姓なるより赤染部の部分的伴造なりしを知るべし。 5赤染乎波多伎天平勝寶二年の經師上日帳に赤染平波多伎人足と云ふものを載せたり。平波多伎(ヲハタキ)の義未だ詳かならず。カバネの一種か。 6赤染宿禰除目大成抄一に備中掾赤染宿禰色經と云ふものを載せたり。赤染造若しくは赤染部首裔が後に宿禰姓を賜はりしなるべし。 7赤染朝臣拾芥抄に赤染朝臣見ゆ。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
赤瀬と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
赤瀬に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「赤」の字を含む名字
「赤瀬」で始まる・赤瀬を含む名字
赤瀬の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が赤瀬の前後にある名字です。
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