貫名

ぬきなNukina

全国9594位 ・ 約797人

貫名(ぬきな)は、「和名抄」に遠江国長下郡に貫名称を収め、奴木奈と注し、高山寺本には奴岐奈と訓む。

1件の公開家系図に 1人

基本情報

読み
ぬきな
ローマ字
Nukina
全国順位
全国9594位
推計人数
約797人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

貫名をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Nukina読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 遠江国(静岡県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

貫名(ぬきな)は、「和名抄」に遠江国(静岡県)長下郡に貫名称を収め、奴木奈と注し、高山寺本には奴岐奈と訓む。今、山名郡に上下貫名の二村がある。また熊野新宮の文和四年文書に「造営料所、遠江国貫名癖、六十九石五升」とあるのもこの地である。 【1】藤原姓井伊氏族 ― 前述の遠州貫名称より起こる。井伊新太夫惟直の三男・政貫がこの地を領し、貫名四郎と称した。その子行直、その子五郎重頁から重忠まで四代この地にあった。「井伊系図」に「井伊太郎盛直―政直(貫名四郎、遠江介、貫名祖)―直行(貫名四郎)」と見える。 重忠に至って伊勢平氏に与し、安房東条市川村に配流された。その子がすなわち有名な日蓮である。「三才図会」に「日蓮姓三国」とあることを思えば、この氏が藤原姓というのは仮冒に過ぎない。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

貫名ヌキナ和名抄、遠江國長下郡に貫名稱を收め、奴木奈と註し、高山寺本には奴岐奈と訓ず。今山名郡に上下貫名二村あり。又熊野新宮文和四年文書に「造營料所、遠江國貫名癖、六十九石五升」とあるも此の地也。 1藤原姓井伊氏族前述遠州貫名稱より起る。井伊新太夫惟直の三男政貫·此の地を領し、貫名四郞と云ふ。其の子行直、その子五郞重頁より重忠まで四代此の地にあり。井伊系圖に「井伊太郞盛直-政直(貫名四郞、遠江介、貫名祖)-直行(貫名四郞)」と見ゆ。重忠に至りて伊勢平氏に組し、安房東條市川村に配流さる、その子は卽ち有名なる日蓮也。三才圖會に「日蓮姓三國」とあるを思へば、此の氏の藤姓と云ふは、假冒に過ぎず。

姓氏家系大辞典 第5巻 10コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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