桑名

くわなKuwana

全国1735位 ・ 約9,080人

桑名(くわな)は、伊勢国桑名郡は、「和名抄」に久波奈と注し、郡内に桑名○郷(久波奈)を収め、また式内桑名神社が鎮座する。

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基本情報

読み
くわな
ローマ字
Kuwana
全国順位
全国1735位
推計人数
約9,080人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

桑名をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Kuwana読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 伊勢国(三重県)
  • 信濃国(長野県)
  • 阿波国(徳島県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

桑名(くわな)は、伊勢国(三重県)桑名郡は、「和名抄」に久波奈と注し、郡内に桑名○郷(久波奈)を収め、また式内桑名神社が鎮座する。そのほか信濃(長野県)・阿波(徳島県)などにこの地名が存する。 【1】桑名首 ― 凡河内氏の一族で、伊勢国桑名郡桑名郷から起こり、神名式所載の桑名神社二座はこの氏の氏神であろう。……(中略) 【2】桑名君 ― 「拾芥抄」に見える。 【3】桑名宿禰 ― 「姓名録抄」に見える。桑名首が宿禰姓を賜ったものであろう。 【4】桑名(無姓) ― 「正倉院文書」天正十一年の文書、「法隆寺良訓補忘集」などに見え、また「大同類聚方」に「伊勢国員弁郡の人・桑名尾上」を載せている。 【5】桓武平氏阿濃津氏流 ― 前述の伊勢桑名から起こった豪族で、伊勢平氏の一と称するが、おそらく桑名首と関係があるだろう。伊勢平氏の中には古代豪族の子孫が多い。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない) また肥前(佐賀県・長崎県)に桑津庄があり、「惣領の弟・詮政(八郎左衛門尉)」とあり、また行平の弟に「宗爛(薩摩守)―頼平(従五位下、弾正忠、弾正大夫と号す)、弟・盛朝(従五位下、掃部大夫)」とある。 また氏政の弟に「秀政(太郎左衛門尉)、その弟・政行(新左衛門尉)、その弟・行盛(次郎左衛門尉)―満政(従五位下、大和守)、弟・道政(周防守)、その弟・持行(三郎右衛門尉)」とある。……(この先は原文の行が崩れていて読み取れない)……杉原流は杉原の項を参照。 桑名城は、「名勝志」に「文治中、伊勢平氏の党・桑名三郎左衛門尉行政が幕府の命を受け、この地を管した。戦国の時、桑名を三分し、東方は伊藤武左衛門(後の桑名城)、北方三崎は矢部右馬允がこれを領し、南は樋口内蔵介がこれを領し、ともに三城であった。永禄中、伊勢氏直がこれを領し、北畠具○に属した」とある。 また「朽木家伝記」に「天文中に桑名上村五庄○、桑名十兵衛」などが見える。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

桑名クハナ伊勢國桑名郡は、和名抄に久波奈と註し、郡内に桑名〓(久波奈)を收め、又式内桑名神社鎭座せらる。その他、信濃、阿波等に此の地名存す。 1桑名首凡河內氏の族にして、伊勢國桑名郡桑名稱より起り、神名式所載桑名神社二座は此の氏の氏神なるべし。……2桑名君拾芥抄に見ゆ。 3桑名宿禰姓名錄抄に見ゆ。桑名首の宿禰姓を賜へるものなるべし。 4桑名(無姓)正倉院天正十一年文書、法隆寺良訓補忘集等に見え、又大同類聚方に「伊勢國員辨郡の人·桑名尾上」を載せたり。 5桓武平氏阿濃津氏流前述伊勢の藥名より起りし豪族にして、伊勢平氏の一と稱すれど、恐らく桑名首と關係あるべし。伊勢平氏中には古代豪族の裔多し。此の又肥前に桑津庄、桑右近將監、惣領弟詮政(八郞左衞門尉)」と又行平弟に「宗爛」薩摩守)-賴平(從五下、彈正忠、號彈正大夫)弟盛朝從五下、掃部大夫)」と。又氏政の弟に「秀政(太郞左衞門尉)、其の第政行(新左衞門尉)、その弟行盛(次郞左衞門尉)-滿政(從五下、大和守)、第道政(周防守)、其の弟持行(三郞右衞門尉)、」また政行の弟に行盛(次郞左衞門尉あり。杉原流は杉原條を見よ。桑名城は、名勝志に「文治中、伊勢平氏の黨·桑名三郞左衞門尉行政、幕府の命を受け、此の地を管す。戰國の時、桑名を三分し、東方は伊藤武左衞門(後の桑名城)、北方三崎は矢部右馬尤·之を領し、南は樋口内藏介·之を領し、共に三城たリ。永祿中、伊勢氏直之を領し、北畠具〓に屬す」と。又朽木家傳記に「天文中に桑名上村五庄八、桑名十兵衞」等見ゆ。

姓氏家系大辞典 第2巻 485コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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