能島

のうしまNoushima

全国5921位 ・ 約1,660人

能島(のしま)は、伊予国越智郡の能島から起こり、一に野島、乃島とも書く。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
のうしま
ローマ字
Noushima
全国順位
全国5921位
推計人数
約1,660人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 伊予国(愛媛県)
  • 薩摩国(鹿児島県)
  • 肥後国(熊本県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

能島(のしま)は、伊予国(愛媛県)越智郡の能島から起こり、一に野島、乃島とも書く。来島・因島の二族とともに屈指の海賊衆で、軍功がたいへん多く、八幡船の一根拠地であった。 「南海治乱記」に次のようにある。「明国世宗帝嘉靖年中にあたり、倭国の船が明国に攻め入って、その辺境を侵すことがあった。これは薩摩(鹿児島県)・肥後(熊本県)・肥前(佐賀県・長崎県)・博多・長門(山口県)・石見(島根県)・伊予・和泉(大阪府)・紀伊(和歌山県)の賊船である。伊予の能島・来島・因島の氏族が将帥となって、諸州を誘い出したものである。 おのおの八幡宮の幟を立てて洋中に出て、四蛮の市舶を侵し掠めてその財産を奪うゆえに、その賊船を称して八幡船と呼ぶ。「野島流兵守備船録口義」に、八幡は当流の船験であるとある。八幡の文字を用いるのは、八幡は武神であるゆえに、戦の守護の意をもって乃島でこれを用いたのである。これをバハンというのは異国の音である」と。 野島氏は村上氏で、伝えていう、昔、村上氏が伊予国野間郡を知行し、嫡男は久留島、次男は能島、三男は因島を知行したと。詳細は村上・久留島・因島などの項を見よ。 氏人は、安目軍気に野島大和守・野島掃部助とあり、また「伊予国住人能島掃部助武吉、同久留島道安」などと見え、また「吉川記」に能島武吉、「元就記」に「野島云々」など多い。 農島(のしま)は、「東鑑」巻四十に農島左衛門と見える。 野島之海人(のしまのあま)は、職業人で、履中紀に「淡路野島の海人である。阿曇連浜子は仲皇子のために太子を追わせなさった……(中略)また浜子に従った野島の海人らの罪を免じて、倭の蒋代屯倉に役させた」などと載せている。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

能島ノシマ伊豫國越智郡の能島より起り.一に野島、乃島に作る。來島、因島の二族と共に屈指の海賊衆にて、軍功頗る多く八幡船の一根據地たり。南海治亂記に「明國世宗帝嘉靖年中に方り、倭國船·明國に攻め入りて、其の邊境を侵す事あり。是れ薩摩、肥後、肥前、博多、長門、石見、伊豫、和泉、紀伊の賊船なり。伊豫の能島、來島、院島の氏族·將帥と成りて、諸州を誘き來らするもの也。各々八幡宮の幟を立て、洋中に出でゝ、四蕃の市舶を侵し掠めて、其の財產を奪ふ故に、其の賊船を稱して八幡船と呼ぶ。野島流兵守備船錄口義に八幡は當流の船驗なり。八幡の文字を用ることは、八幡は武神なる故に、戰守護の意を以つて、乃島にて是を用ひたり。是をばバハンと云ふことは異國の音なり」と0野島氏は村上氏にして、傳へ云ふ、昔村上氏·伊藤國野間郡を知行し、嫡男は久留島、次男は能島、三男は因島を知行すと、詳細は村上、及び久留島、因島等の條を見よ。氏人は、安目軍氣に、野島大和守、野島掃部助、また「伊藤國住人能島掃部助武吉、同久留島道安一など見え、また吉川記に能島武吉、元就記に「野島云々」など多し。農島ノシマ東鑑卷四十に農島左衞門·見ゆ。野島之海人ノシマノアマ職業人にして、履仲紀に「淡路野島の海人也。阿曇連濱子·仲皇子の爲めに、太子を追はしめ給ふ云々。亦濱子に從ひし野島海人等の罪を免して、倭蔣代屯倉に役せしむ」など載せたり。

姓氏家系大辞典 第5巻 29コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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能島に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。

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