秦
はたHata
全国652位 ・ 約3.0万人
秦(はた/はだ)は、天下の大姓で、その氏人の多いことはほとんど他に比べるものがなく、その分かれた氏族も少なくない。
2件の公開家系図に 2人
基本情報
- 読み
- はた
- ローマ字
- Hata
- 全国順位
- 全国652位
- 推計人数
- 約3.0万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.024%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
秦をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Hata読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
秦(はた/はだ)は、天下の大姓で、その氏人の多いことはほとんど他に比べるものがなく、その分かれた氏族も少なくない。そして上代から今に至るまで、各時代ともに常に相当の勢力を有することも、他に類例がないだろう。なお後に述べるように、この氏は韓の地から渡来した氏と伝えられるが、後世、皇別・神別の波多・八多などの氏がかえって秦氏と称するのも、この氏の偉大さを語る一つの資料であろう。以下の各項を参照。 【1】概観 ― 私はかつて記したことがある。『系譜と伝記』に「秦氏ほど偉大な氏はちょっとない。したがってその調査は面白い、と言っただけでは納得しないだろうから、今、思いついたその偉大さの一部を列記してみよう。 (数)この氏族は、伝説によれば応神天皇の御代、弓月君という人が自分の率いる百二十七県の百姓を伴って帰化したということになっている(応神紀、『古事記』、『姓氏録』)。応神紀には百二十県、『姓氏録』には百二十七県とも、また二十七県とも伝えている。その後、雄略天皇の朝、小子部雷に命じて調べさせたところ、九十二部・一万八千六百七十人あったといい(雄略紀、『古語拾遺』、『姓氏録』)、次いで欽明天皇の朝には『秦人の戸数、惣じて七千五十三戸』と『書紀』に載っている。 (分布)このように氏人の数が多かったばかりでなく、その分布が極めて広い。粗密の度こそあれ、すでに中古の初めにおいて、北は奥羽から西は九州にわたっていたのであって、どこの国の氏族を調査しても、たいていの所にはこの氏族が見出される。 (氏)この氏族に属する氏は極めて多い」……(この先は引用が閉じないまま途切れている)
原文(文語体)を見る
秦ハタハダ天下の大姓にして、其の氏人の多き事、殆んど他に比なく、その分支の氏族も亦診からず。而して上代より今に至る迄、各時代共、恒に相當の勢力を有する事も、他に順例なかるべし。猶ほ後述の如く此の氏は韓土よリ渡來の氏と傳へらるゝも、後世皇別、神別の波多、八多等の氏が、反つて秦氏と稱するも、此の氏の偉大なるを語る一資料たるべし。以下各條參照。 1〓觀予輩嘗つて記あり、系譜と傳記に『秦氏程、偉大な氏は一寸ない。從つて其の調査は面白い、と云つた丈では納得すまいから、今意に思ひつひた其の偉大さの一部を列記して見よう。數此の氏族は、傳說に據ると、應神天皇の御代、弓月君の云ふ人が己が率ゆる百二十七縣の百姓を伴つて歸化したと云ふ事になつて居る。(廳神紀、古事記、姓氏錄)。應神紀には百二十縣、姓氏錄には百二十七縣とも、又は二十七軽とも傳へて居る。その後、雄略天皇の朝、小子部雷に命じて調べさせた處、九十二部一萬八千六百七十人あつたと云ひ(雄略紀、古語拾遺、姓氏錄)、次いで欽明天皇の朝には「秦人戶數惣七千五十三戶」と、書紀に載つて居るのである。分布斯樣に氏人の數が多かつたばかりでなく、其の分布が極めて廣い。粗密の度こそあれ、既に中古の初めに於いて、北は奧羽より四は九州に蔓つて居たのであつて、何處の國の氏族を調査しても、大抵な處には、此の氏族が見出されるのである。氏此の氏族に屬する氏は極めて多い。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
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