姉崎

あねざきAnezaki

全国4199位 ・ 約2,770人

姉崎(あねさき・あねがさき)は、上総国海上郡に姉崎村があり、延喜式内・姉崎神社の所在地であるが、この氏はこの地名を負うのだろう。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
あねざき
ローマ字
Anezaki
全国順位
全国4199位
推計人数
約2,770人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

姉崎をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Anezaki読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 上総国(千葉県)
  • 羽後国(秋田県)
  • 加賀国(石川県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

姉崎(あねさき・あねがさき)は、上総国(千葉県)海上郡に姉崎村があり、延喜式内・姉崎神社の所在地であるが、この氏はこの地名を負うのだろう。なお羽後国(秋田県)雄勝郡に姉崎氏があり、天文年間、姉崎四郎左衛門尉が同郡小野の城主であったが、小野寺輝道に滅ぼされた。また加賀藩(石川県)給帳に「三百石、丸内剣花菱、姉崎石之助」「百五十石、同、姉崎五郎左衛門」を載せている。 (このあと原文は次の見出し「姉歯(あねは)」の記事に移る)陸前国(宮城県・岩手県)栗原郡姉歯という地名を氏としたものである。泰衡の家臣・姉歯光景が著名であるが、この氏は右馬允景高を祖とするという。「観聞志」に「姉歯松云々。松樹の南に古塁があり、奉衡の家臣・姉歯平次光景の故墟である」とある。 (このあと原文は次の見出し「姉帯(あねたい)」の記事に移る)陸奥国(東北地方)二戸郡姉帯から起こる。南部氏の一族で、「奥南深秘抄」に「光行公の五男・五郎行連を九戸の祖とする。姉帯も九戸から分かれる」と見える。その居城・姉帯は天正十八年に落ちた。 「永慶軍記」に「天正十八年九戸乱の時、大将・政実の従類に姉帯大学兼興、舎弟・五郎兼信という者があり、自分の手勢に九戸勢の加勢を合わせて百余騎、姉帯の城に立てこもって待ちかまえていた。寄手の先陣・会津氏○がこれを聞いて、やさしき姉帯の籠城かな、先手の軍神の血祭りにと踏み潰された」と載せ、また天正二十年六月、南部領内四十八城目録に、「姉帯、山城(京都府)、破却、野田甚五郎持分」とある。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

姉崎アネサキアネガサキ上總國海上郡に姉崎村あり、延喜式内姉崎神社の所在地なるが、此の氏は此の地名を負うか。猶ほ羽後國雄勝郡に姉崎氏あり、天文年中、帖崎四郞左衞門尉、同郡小野の城主たりしが小野寺輝道に亡ぼさる。又加賀藩給帳に「參百石、丸內劔花菱、姉崎石之助、百五十石、同、姉崎五郞左衞門」を載せたり。姉齒アネハ陸前國栗原郡姉齒なる地名を氏とせるなり。泰衡家臣姉齒光景著はるも、此の氏は右馬尤景高を祖とすと云ふ。觀聞志に「姉齒松云々、松樹の南に古壘あリ、奉衛家臣姉齒平次光景の故墟なり」と。姉帶アネタイ陸奥國二戶郡姉帶より起る、南部氏の族にして、奥南深秘抄に「光行公の五男五郞行連を九戶の祖とす、姉帶も九戶より別る」と見えたり。其の居城姉帶は天正十八年落つ、永慶軍記に「天正十八年九戶亂の時、大將政實が從類、姉帶大學兼興、舍弟五郞兼信といふものあり、己が手のものに九戶が加勢、合せて百餘騎、姉帶の城に楯籠りて待掛たり。寄手の先陣會津氏〓之を聞き給ひて、やさしき姉帶が籠城かな、先手の軍神の血祭りにと、踏潰さる」と載せ、又天正二十年六月、南部領内四十八城目錄に、「姉帶、山城、破却、野田甚五郞持分」とあり。

姓氏家系大辞典 第1巻 80コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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