土師

はじHaji

全国3376位 ・ 約3,790人

土師(はにし・はじ)は、太古以来の大族である。

3件の公開家系図に 2人

基本情報

読み
はじ
ローマ字
Haji
全国順位
全国3376位
推計人数
約3,790人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

土師をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Haji読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 上総国(千葉県)
  • 阿波国(徳島県)
  • 武蔵国(東京都・埼玉県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

土師(はにし・はじ)は、太古以来の大族である。また「土部」とも書く。「土師部」の項を参照。 【1】土師臣 ― 出雲臣の一族で、野見宿禰の子孫であり、土師部の総領的伴造である。垂仁紀三十二年の条に「天皇は厚く野見宿禰の功を賞し、また鍛地を賜う。すなわち土部職に任じ、本姓を改めて土部臣という。これは土部連らが天皇の喪葬をつかさどる縁による」とある。 いわゆる野見宿禰は、土部連らの始祖である。……(中略、「和名抄」の上総国(千葉県)埴生郡・阿波国(徳島県)名方西郡に「埴」の地名が見えるとする一節が挟まる)その姓を称するのは、出雲臣の一族であることによる。ほどなく連姓を賜った。次の項を見よ。 【2】武蔵(東京都・埼玉県)の土師臣 ― 第十二項を見よ。 【3】土師連 ― 第一項の氏が連姓を賜った者である。「神代紀」に「天穂日命は、出雲臣・土師連らの祖である」と載せ、また垂仁紀に「野見宿禰は、土部連らの始祖である」と見える。 その連姓を賜ったことは「書紀」には見えないが、「菅家御伝記」および「尊卑分脈」などに伝わっている。 「菅家御伝記」に「昔、神代に天照大神の御子・天穂日命があり、その子・天真鳥命(また武日照命ともいう)を率いて出雲国(島根県)に天降りになった。 天より持ってきた神宝を杵築神宮に蔵めた。天夷鳥命の十二世の孫・鶴淵渟命(飯入根命の子)は、磯城瑞籬宮御宇(崇神)天皇の御世に、勅によって出雲国造に定められた。 鶴淵渟命の弟を甘美乾飯根命といい、甘美乾飯根命の子を野見宿禰という。纏向珠城宮御宇(垂仁天皇)の御世、野見宿禰を召して当麻蹴速と相撲を取らせた……(中略) 天皇は厚く野見宿禰の功を賞し、また鍛地を賜い、すなわち土部職に任じた」と。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

土師ハニシハン太古以來の大族也。又土部に作る、土師部條を見よ。 1土師臣出雲臣の族にして、野見宿國の質、土師部の總領的伴造也。垂仁紀三十二年條に「天皇·厚く野見宿爾の功を賞し、亦鍛地を賜ふ。卽ち土部職に任ず。因りて本姓を改めて土部臣と謂ふ。是れ土部連等が、天皇の喪葬を主さどるの綠也〓所謂る野見宿禰は、是れ土部連等の和名抄、上總國埴生郡に埴阿波國名方西郡に埴始祖也と見ゆ其の医姓を稱するは、蓋し出雲臣の族なるによる。程なく連姓を賜ふ。次を見よ。 2武蔵の土師臣第十二項を見よ。 3土師連第一項氏の連姓を賜へる者也。神代紀に「天穗日命は、是れ出雲臣、土師連等の祖也」と載せ、また垂仁紀に「野見宿祠は、是れ土部連等の始祖也」なき見ゆ。其の連姓を賜へる事は、書紀に見えざれど、菅家御傳記、及び尊卑分脈等に傳へたり。卽ち御傳記の文に「昔神代、天照大神の御子に天種日命あり、其の子天真鳥命(亦曰ふ武日照命)を帥ゐ、出雲國に天降リ給ふ矣。天より將ち來りし神寶を杵築神宮に藏む焉。天夷鳥命が十二世の孫鶴灣淳命(飯入根命の子)、磯城瑞籠宮御字(崇神)天皇の御世、勅によりて出雲國造に定めらる。鶴潘淳命の弟を甘美乾飯根命と云ひ、甘美乾飯根命の子を野見宿禰と曰ハロ纏向球城宮御字(垂仁天皇の御世、野見宿禰を喚びて、當麻〓ととををしむ、云々。天皇厚く野見宿禰の功を賞し、亦鍛地を賜ひ、卽ち土部職に任ず。

姓氏家系大辞典 第5巻 135コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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