只野

ただのTadano

全国2279位 ・ 約6,390人

只野(ただの)は、また多田野・忠野とも書く。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
ただの
ローマ字
Tadano
全国順位
全国2279位
推計人数
約6,390人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

只野をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Tadano読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 岩代国(福島県)
  • 和泉国(大阪府)
  • 伊賀国(三重県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

只野(ただの)は、また多田野・忠野とも書く。 【1】桓武平氏鎌倉氏族 ― 岩代国(福島県)安積郡只野邑から起こり、また多田野ともいう。鎌倉権五郎景政十代の孫多田野大炊頭最連の後というこの地方の豪族で、応永十一年、当地方大名連署に「多田野沙弥暹久」を挙げ、里老の伝えに「多々野の城主は只野十郎、鹿子田和泉守云々。また只野弥兵衛ともいうのは十郎のことである」とある。 「安積一覧」に「本郷館には、多田野大炊頭景連、同主水忠保が居た。景速は鎌倉権五郎景政十代の孫である。四本松で伊達政宗と戦って討死し、忠保は政宗の大軍を防ぐことができず、天正十七年に没した」とある。そして「館基考」に「只野蜘兵衛も景政の血統であろう」と記す(「相生集」)。 【2】源姓和賀氏族 ― 伊達家臣で、初め毒沢氏、次に多田氏、後に只野とした。勝吉を祖とする。「観蹟聞老志」に「気仙郡平田城址は越来内村にあり、葛西氏の臣・只野民部という者が居た。天正中、千葉安房と戦って、閉伊郡遠野城で死んだ」とあるが、この一族であろう。「多田」「和賀」の項を参照。 「伊達世臣譜略」に「只野は家系が伝わらず、その姓および出自は詳らかでない。旧南部和賀前主の二子である。天正中、和賀家は豊臣太閤のためにその邑を没収された。その後、只野伊賀(初め十郎)勝吉が初めて政宗君に仕えて臣となり、殊に寵愛され、命じられて上座に着座した。今その子孫は加美郡中新田邑千二百石の地を領する」とある。徳川時代、伊達藩用人などを務めた。 (このあと原文は次の見出し「忠野」の記事に移る) 忠野(ただの)は、前項の氏と同じである。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

只野タダノ又多田野、忠野に作る。 1祖武平氏鎌倉氏族岩代國安積郡只野邑より起り、又多田野ともあり。鎌倉權五郞景政十代の孫多田野大炊頭最連の後なりといふ當地方の豪族にて、應永十一年當地方大名連署に「多田野沙彌暹久」を擧げ、里老の傳に「多々野の城主は只野十郎、鹿子田和泉守云々と。又只野彌兵衞とも云ふは十郞を申す也」と。安積一覽に「本郷館には、多田野大炊頭景連、同主水忠保·居る。景速は鎌倉權五郞景政十代の孫也。四本松にて伊達政宗と戰ひて討死し、忠保は政宗の大軍を防ぐ事能はずして、天正十七年沒せリ」とあり。而して館基考に「只野蜘兵衞も景政の血統ならん」と記す(相生集)。 2源姓和賀氏族伊達家臣にして、初め毒澤氏、次に多田氏、後に只野とす。勝吉を祖とす。觀蹟聞老志に「氣仙郡平田城址は、越來内村に在り、葛西氏の臣·只野民部なる者居る。天正中、千葉安房と戰ひて、閉伊郡遠野城に死す」とあるも此の族ならん。多田條、和賀條參照。伊達世臣譜略に「只野は、家系傳はらず、故に其の姓、及び出自を詳かにせざる也。舊南部和賀前主の二子也。天正中、和賀家·豐臣太闇の爲に其の邑を沒收さる。爾後只野伊賀(初め十郞)勝吉·始めて政宗君に仕へて臣と爲り、殊寵あり、命じて上座に著坐す。今其の子孫·加美郡中新田邑千二百石の地を領す」と見ゆ。德川時代、伊達藩用人等を務む。忠野タダノ前條氏に同じ。

姓氏家系大辞典 第4巻 48コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

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