藤曲

ふじまがりFujimagari

全国9017位 ・ 約877人

藤曲(ふじまがり)は、駿河国駿東郡藤曲邑から起こる。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
ふじまがり
ローマ字
Fujimagari
全国順位
全国9017位
推計人数
約877人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

藤曲をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

Fujimagari読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 駿河国(静岡県)
  • 信濃国(長野県)
  • 陸奥国(東北地方)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

藤曲(ふじまがり)は、駿河国(静岡県)駿東郡藤曲邑から起こる。「大森葛山系図」に「大森二郎入道頼忠 ― 弥三左衛門忠季 ― 季村(この末、竹下に住み、藤曲の祖)」とあり、一説に藤田とも書く。 氏人については「鎌倉大草紙」に次のようにある。「新田殿は、去る永徳の頃まで信濃国(長野県)大川原という所に深く隠れていたが、国中がみな背いたので、宮をはじめ新田一門は浪合という所で皆討ち死にし、父子二人だけが討ち漏らされて奥州(東北地方)へ逃げ下った。 岩城の近所の酒辺という所に隠れていたが、小山若犬丸の敵によって奥州には安堵できず、相州(神奈川県)へ忍び行き、箱根山の奥の底倉という所に、木実彦六という者を頼って隠れていた。 これをどうして聞き出したものか、竹の下の住人・藤曲という者が忍んで来て、応永十年四月二十五日、新田相模守入道行啓は底倉山中で討ち死にした。子息の刑部少輔は同じ場所にいなかったため、相州の者だけが討ち死にした。 その賞として藤曲は底倉・木賀を賜り、上杉禅助に属して安藤と改名した」と載せている。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

藤曲フヂマガリ駿河國駿東郡藤曲邑よリ起る。大森葛山系圖に「大森二郞入道賴忠-彌三左衞門忠季-季村(此の末、竹下住、藤曲祖)」と、一に藤田に作る。氏人は鎌倉大草紙に「去る程に、新田殿は、去る永德の比まで、信濃國大川原と云ふ所に、深くかくれ有りけるを、國中皆背き申す、宮を初め、新田一門·浪合と申す所にて、皆討死して、父子只二人うちもらされ、奧州へにげ下り、岩城の近所酒邊と云ふ所に隠れ給ひしが、小山若犬丸の敵により、奧州に安堵せず。相州に忍び行き、箱根山のおくに底倉と云ふ所あり。木實彦六といふものを賴みて、かくれたまひしを、如何としてか聞出しけるにや、竹の下住人藤曲と云ふ者、しのび來り、應永十年四月廿五日、新田相摸守入道行啓、底倉山中にて討死なり。子息刑部少輔は、一所に御座さざりし故、相州ばかり討死なり「其の賞として、藤曲に底倉木賀を賜はり、上杉禪助に屬し、安藤と改名す」と載せたり。

姓氏家系大辞典 第5巻 365コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

同じ漢字を使う名字

藤曲に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。

同じくらいの多さの名字

全国順位が藤曲の前後にある名字です。

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