菅生

すごうSugou

ほかの読み: すがお

全国2939位 ・ 約4,570人

菅生(すがふ・すげのお)は、「和名抄」に河内国丹比郡に菅生郷を載せて、須加不と注し、延喜式には同郡に菅生神社がある。

この名字はまだ図鑑に載っていません

基本情報

読み
すごう ・ すがお
ローマ字
Sugou
全国順位
全国2939位
推計人数
約4,570人
算出方法

上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。

都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。

ローマ字で書くと

菅生をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。

「すごう」と読む場合

Sugou読みをそのまま写した形Sugoパスポート(ヘボン式)

「すがお」と読む場合

Sugao読みをそのまま写した形

パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。

名字の由来をたどる

由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。

ゆかりの地

  • 佐渡国(新潟県)
  • 播磨国(兵庫県)
  • 上総国(千葉県)

引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。

菅生(すがふ・すげのお)は、「和名抄」に河内国(大阪府)丹比郡に菅生郷を載せて、須加不と注し、延喜式には同郡に菅生神社がある。「河内名所鑑」に「菅生天神社は丹南郡菅生村にある」とある。また東寺の安貞二年文書に菅生荘が見える。 次に佐渡国(新潟県)羽茂郡に菅生郷を収め、須加布と注し、高山寺本には須加宇と訓じる。羽茂本郷菅原の地に菅原天神社があり、菅生氏の氏神かという。播磨(兵庫県)の菅生郷は、「風土記」に菅原に作る。菅原と菅生とは相通じるとの論がある。 また播磨国揖保郡に菅生郷があり、須加布と注する。後に菅生庄と称した。また上総(千葉県)に菅生庄がある。また三河(愛知県)・武蔵(東京都・埼玉県)・常陸(茨城県)・岩代(福島県)・陸前(宮城県・岩手県)・陸奥(東北地方)・備中(岡山県)・伊予(愛媛県)・豊後(大分県)など、この地名は多い。 【1】菅生朝臣 ― 中臣氏の一族であり、河内国丹比郡菅生郷より起こる。神名式に菅生神社(大、月次、新嘗)を載せている。おそらくこの氏の氏神であろう。この氏は「姓氏録」の河内神別に「菅生朝臣、大中臣朝臣と同祖。津速魂命三世の孫・天児屋根命の後である」(スカヒ・スカフ)と見えるが、この氏が朝臣姓を賜ったことは記録に見えない。 【2】伊勢(三重県)の菅生朝臣 ― 前項の氏の一族であり、「二所太神宮例文」に「菅生朝臣虫広(天平宝字十四年任)」とある。そのほか、諸忠・水通・道成などの名が見える。……(中略)後世、「見聞諸家紋」に見えるのも、この一族か。 また久慈郡下金沢色(塲)十二所神社の永禄六年棟札に「菅生信濃守、同太郎右衛門」とある。 【7】秀郷流藤原姓 ― 磐城国(福島県・宮城県)白河郡菅生邑より起こり、菅生館に拠ったという。秀郷流藤原姓白川結城氏の一門に菅生伝右衛門があり、次の項の氏と同じであろう。

本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。

原文(文語体)を見る

菅生スガフスゲノオ和名抄、河內國丹比郡に菅生〓を載せて、須加不と註し、延喜式、同郡に菅生神社あり。河四名所鑑に「菅生天神社は丹南郡菅生村に在り」と。また東寺安貞二年文書に菅生莊見ゆ。次に佐渡國羽茂郡に菅生婦を收め、須加布と註し、高山寺本には須加宇と訓ず。羽茂本郷菅原の地に菅原天神社あり、菅生氏の氏神かと云ふ。播磨の菅生〓は、風土記に菅原に作る。菅原と菅生とは相通ずと論ず。大た播磨國備磨郡に菅生郷ありて、須加布と註す。後菅生庄と稱す。又上總に菅生庄あり。又三河、武藏、常陸、岩代、陸前、陸奥、備中、伊豫、豐後等、此の地名多し。 1菅生朝臣中臣氏の族にして、河内國丹比郡菅生郷より起る。神名式、菅生神社(大、月次、新甞)を載せたり。蓋し此の氏の氏神ならん。此の氏は姓氏錄、河内神別に「菅生朝臣、大中臣朝臣と同祖。津速魂命三世の孫·天兒屋根命の後也」スカヒ-スカフと見ゆ、此の氏の朝臣姓を眠ひし事は物に見えず。 2伊勢の菅生朝臣前項氏の族にして、二所太神宮例文に「菅生朝臣虫廣(天平寶字十四年任)」と。其の他、諸忠、水通、道成等の名·見ゆ。……後世、見聞諸家紋に見ゆるも、此の族か。中:又久慈郡下金澤色(塲)十二所神話、永祿六年棟札に「菅生信濃守、同太郞右衞門」あり。 7秀〓流藤原姓磐城國白河郡菅生邑よリ起り、菅生館に據ると云ふ。秀〓汽藤原姓白川結城氏の一門に菅生傳右衛門あリ。次項氏に同じかるべし。

姓氏家系大辞典 第3巻 380コマ
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻

この項を原典で読む →

原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。

同じ読みの名字

菅生と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。

「すがお」と読む名字

同じ漢字を使う名字

菅生に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。

同じくらいの多さの名字

全国順位が菅生の前後にある名字です。

存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →