牧
まきMaki
全国620位 ・ 約3.1万人
牧(まき/もく)は、近江国栗本郡に牧庄、伊豆田方郡に牧○がある。
2件の公開家系図に 2人
基本情報
- 読み
- まき
- ローマ字
- Maki
- 全国順位
- 全国620位
- 推計人数
- 約3.1万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.026%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
牧をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Maki読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 近江国(滋賀県)
- 伊豆国(静岡県)
- 駿河国(静岡県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
牧(まき/もく)は、近江国(滋賀県)栗本郡に牧庄、伊豆田方郡に牧○がある。『東鑑(吾妻鏡)』文暦二年の条に「加藤七郎左衛門尉景義が兄の判官景朝と狩野庄内の牧○を(争う)」とある。そのほか駿河(静岡県)・近江・陸前(宮城県・岩手県)・加賀(石川県)・肥後(熊本県)などにこの地名があり、なお多いだろう。 (このあと原文の組版が入り乱れ、別項「曲淵」の記事が入り込む)「曲淵甲斐守景露。読みは不明。『日向記』に曲……」 【2】信濃(長野県)の曲淵氏 ― 伊那郡にある。天竜川の沿岸、横川の落合で、川筋が屈曲して深い淵をなす。それによって曲淵というと伝えられる。天文年中、庄左衛門が武田氏に仕えた。その屋敷跡は朝日村平出の西南にある。天正十年、主家とともに没落した(『伊那郡記』)という。庄左衛門吉景のことは前項および「尾喜」の項を参照。 【3】清和源氏多田氏族 ― 秀房の男・最秀を祖とするという。 【4】雑載 ― そのほか能登国(石川県)の名族、一宮気多大社の神子座職にこの氏がある。 (続いて別の見出しの記事)「勾藤(まがりふじ)」「勾部(まがりべ)― 安閑帝の御名代部で、この天皇の都(勾金橋宮)である『勾』を名に負ったものである。勾宮は大和国(奈良県)高市郡にその遺跡がある。またこの御名代部には舎人部・靱部の二種類がある。前に述べた」「大和の勾部 ― 前に述べた」「近江の勾部 ― 栗太郡に勾村がある。「マガリ」の項を参照」。……(中略) (牧氏の記事に戻る)『日向記』に「維○の四男・牧大夫維貞。○・工藤・原田氏はこれより伝わる」と載せる。 【2】大岡氏族 ― 駿河国駿河郡の大岡牧から起こった。北条時政の後妻・牧の方はこの地の人で、大舎人允宗親の女、大岡判官時親の妹である。『愚管抄』に載せる。「大岡」(一一〇七頁)の項を参照。また「北条」「平賀」「畠山」などの項も参照。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
牧マキモク近江國栗本郡に牧庄、伊豆田方郡に牧〓あり、東鑑文曆二年條に「加藤七郞左衛門尉景義·兄判官景朝と狩野庄內牧〓をと0その他、駿河、近江、絶陸前、加賀、肥後等に此の地名存す。擔ば多かる曲淵甲斐守景露正訓不明、日向記に曲2信濃の曲洲氏伊那郡に在り、天龍川の沿岸橫川の落合にて、河身屈曲深淵をなす、よりて曲淵と云ふと傳へらる。天交中、庄左衞門·武田氏に仕ふ。その前跡は朝日村平出四南にあり。天正十年主家と共に沒落す(伊那郡記)と。莊左奮門吉景の事は、前項、及び尾喜條參照。 3〓和源氏多田氏族秀房の男最秀を祖とすと云ふ。 4雜載その他、能登國の名族、一宮氣多大社神子座職に此の氏あり。勾藤マガリフヂ勾部マガリベ安閑帝の御名代部にして此の天皇の都(勾金橋宮)なる勾を名に負へる也。勾宮は大和國高市郡に其の遺跡あり。又此の御名代部には舍人部、靱部の二種類存す、前に云へり。 1大和の勾部前に云へり。 2近江の勾部栗太郡に勾村あり。マガリ條參照。……日向記に「維最四男牧大夫維貞·收、工藤、原田氏·是より傳ふ」と載せたり。 2大岡氏族駿河國駿河郡大岡牧よリ起증0北條時政の後妻牧の方は此の地の人にして、大會人允宗親の女、大岡判官時親の妹也。愚管抄に載せたり、大岡(一一〇七頁)條を見よ、又北條、平賀、畠山等の條參照。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
この名字の人々
同じ読みの名字
牧と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
牧に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「牧」で始まる・牧を含む名字
牧の字をそのまま含む、より長い名字です。
同じくらいの多さの名字
全国順位が牧の前後にある名字です。
存命の方の氏名・生年月日は自動的に伏せられています。ご自身やご家族の掲載を望まない場合は、申請フォームからお知らせください。 掲載の取り消し・名前を伏せる申請フォームへ →
