羽鳥
はとりHatori
全国1279位 ・ 約1.4万人
羽鳥(はとり)は、「和名抄」下総国埴生郡に酢取郷があり、おそらく羽鳥の誤りであろう。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- はとり
- ローマ字
- Hatori
- 全国順位
- 全国1279位
- 推計人数
- 約1.4万人
- 全国比率
- 日本人のおよそ0.011%
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
羽鳥をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Hatori読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 下総国(千葉県・茨城県)
- 遠江国(静岡県)
- 駿河国(静岡県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
羽鳥(はとり)は、「和名抄」下総国(千葉県・茨城県)埴生郡に酢取郷があり、おそらく羽鳥の誤りであろう。今、南羽鳥・北羽鳥の二邑が存する。そのほか遠江国(静岡県)豊田郡に羽鳥庄があり、新熊野の養和元年院宣に「羽鳥荘」、秋鹿文書に「遠江国府八幡宮に寄せる(この部分は原文が崩れている)百済族である。「くれはとり」の項を参照。(建武四年十二月二十二日)、当国羽鳥庄」などと見える。後世、浜名郡に属す。また駿河(庄)、常陸(茨城県)、磐城(福島県・宮城県)、岩代(福島県)などにもこの地名が存する。 【1】服部 ― 「服部」の項を見よ。 【2】磐城の羽鳥氏 ― 標葉郡羽鳥邑より起こる。相馬の建武四年文書、相馬小四郎胤時の軍忠状に「蔵人殿(石塔)が奥州(東北地方)へ出発した際、三箱に馳せ参じ、霊山の搦手に到り、東海道大将の惣領に属した。同日、羽鳥小太郎が合戦に忠を尽くした」云々とある。 【3】下総の羽鳥氏 ― 前述の下総羽鳥郷より起こったのか、小金本土寺過去帳に「羽鳥掃部助道宗」と見える。 【4】雑載 ― 武蔵(東京都・埼玉県)の名族に存し、また津山藩分限帳に「四十五俵、羽鳥五郎左衛門」を載せ、また上州(群馬県)の俳人に羽鳥半海がある。 (このあと原文は別の見出し「羽取」の記事に移る) 羽取(はとり)は、奥州の豪族で、元弘年間、津軽平賀郡大光寺合戦の手負人交名に「羽取二郎兵衛尉重秦」と見える。 ……(中略) 服織部(はとりべ)は「服部」の項を見よ。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
羽鳥ハトリ和名抄、下總國埴生郡に酢取〓あり、蓋し羽島の誤ならん、今南羽島、北羽島の二邑存す。その他、遠江國豐田郡に羽島庄あり、新熊野養和元年院宣に「羽鳥莊」秋鹿文書に「遠江國府八幡宮に寄せ百濟族なり。クレハトリ條を奉る、(建武四年十二月二十二日)、當國羽島庄」など見ゆ。後世濱名郡に屬す。また駿河、(庄)常陸、磐城、岩代等に此の地名存す。 1服部奇服部條を見よ。 2磐城の羽鳥氏標葉郡羽島邑より起る。相馬建武四年文書、相馬小四郞胤時軍忠狀に「蔵人殿(石塔)奧州御發向の間、三箱に馳せ參じ、靈山の搦手に到り、東海道大將惣領に屬す。同日、羽島小太郞權合戰に、忠を致す」云々と。 3下總の羽島氏前述下總羽島〓より起りしか、小金本土寺過去帳に「羽島掃部助道宗」見ゆ。 4雜載武藏の名族に存し、又津山藩分限帳に「四十五優羽島五郞左衞門」を載せ、又上州の俳人に羽島半海あり。羽取ハトリ奥州の豪族にして、元弘年間、津輕平賀郡大光寺合戰手負人交名に「羽取二郞兵衞尉重秦」見ゆ。……服織部ハトリベ服部條を見よ。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
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