福富
ふくとみFukutomi
全国1964位 ・ 約7,840人
福富(ふくとみ)は、 【1】橘姓 ― 尾張国の豪族で、「尾張志」海部郡の条に「助光城(助光村)は福住右近将監が住んだと里人が言い伝える。
この名字はまだ図鑑に載っていません
基本情報
- 読み
- ふくとみ
- ローマ字
- Fukutomi
- 全国順位
- 全国1964位
- 推計人数
- 約7,840人
算出方法
上位100位は明治安田生命「全国同姓調査」(2018年・契約者約655万人)の占率、101位以下は全国の電話帳登録件数(城岡啓二・村山忠重「日本の姓の人口順のデータ」)の割合を、総務省統計局「人口推計」の総人口にあてはめた推計値です。実際の戸籍上の人数とは異なります。
都道府県別の順位は各県の上位5姓まで公表されています。
ローマ字で書くと
福富をローマ字で書くときの綴りです。読みをヘボン式でそのまま写した形と、パスポートの表記を並べています。
Fukutomi読みをそのまま写した形
パスポートのヘボン式では、のばす音(長音)を省いて書きます(さとう→SATO)。ただし「まつうら」のように、のばす音か語の切れ目かが読みだけでは決まらない綴りもあるため、省いた形は末尾がお段+「う」の名字にだけ出しています。正式な綴りは申請先の規定をご確認ください。
名字の由来をたどる
由来は本によって説が分かれます。このサイトは解説を書かず、姓氏研究の定番『姓氏家系大辞典』(著作権の保護期間満了)の項をそのまま引きます。
ゆかりの地
- 尾張国(愛知県)
- 土佐国(高知県)
- 備中国(岡山県)
引用した『姓氏家系大辞典』の本文に出てくる地名を、現在の都道府県に読み替えたものです。いま全国のどこに多いかを示すものではありません。
福富(ふくとみ)は、 【1】橘姓 ― 尾張国(愛知県)の豪族で、「尾張志」海部郡の条に「助光城(助光村)は福住右近将監が住んだと里人が言い伝える。福住は『ふくどみ』とも言ったものか、当村の土宮神明社の古棟札に『御社一宇を建立し奉る、大檀那・助光の橘家・福富宮内左衛門尉光親、文明十一年己卯閏九月八日』と見える。当所に居住した人である」とある。また愛知郡にもこの氏があって橘氏という。 信長の臣に福富平左衛門があり、岩塚村の人である。天正八年、前田利家とともに北国に遣わされた。子孫は江戸幕府に仕え、家紋は桶。……(中略)享禄四年四月六日、箕浦合戦で戦死した福宮藤六浄阿、また福富の○○衛門次郎道徳は摂取院過去帳に記される、とある。 【3】土佐(高知県)の福富氏 ― 長宗我部氏の世臣で、「南海通記」元親家老分に福富飛驒守を載せ、また長宗我部系図にも見える。長宗我部の項を参照。……(中略) 【4】雑載 ― 「明徳記」巻中に福富の備中(岡山県)を載せ、また美作三浦家臣にあり、福富久右衛門に至って真庭郡上徳山に住む。百五十六旧家の一つである。
本文の地名のうしろの小さな( )は、その旧国名がいまのどのあたりかを示したものです(訳に添えたもので、原文にはありません)。
原文(文語体)を見る
福富フクトミ1橘姓尾張國の豪族にして、尾張志、海部郡條に「助光城(助光村)は福住右近將監住しよし里人いひ傳へたり。福住ふくどみとも云ひしにや、當村土宮神明社の古棟札に『奉建立御社一字、大檀郡助光〓橘家福富宮內左衛門尉光親、文明十一己卯潤九月八日一と見えたり。當所居住の人也」又愛知郡に此の氏ありて橋氏と云ふ。信長の臣に福富平左衞門あリ、岩塚村の人なり。天正八年、前田利家と共に、北國に遺はさる。子孫江戶幕府に仕ふ、家紋桶。……享祿四年四月六日、箕浦合戰に戰死したる福宮藤六淨阿、又福富の耶黨衛門次郞道德は攝取院過去帳に記さる」と3土佐の福富氏長曾我部氏の世臣にして、南海通記、元親家老分に福富飛驛守を載せ、また長曾我部系圖に見ゆ、長曾我部條參照。……4雜載明德記、卷中に福富の備中を載せ、また美作三浦家臣にあり、福富久右衞門に至り、眞庭郡上德山に住む、百五十六舊家の一也。
太田亮 著 / 国民社(昭和17〜19年)・全6巻
原文は文語体のため、現代語に訳したものを載せています(内容は足していません)。引用はその項の書き出しを、文の切れ目まで載せたものです(「……」は、原文の行が崩れていて読み取れない箇所を省いた印)。原文は機械で読み取った文字で、誤字や判読できない字(〓→○)が混じります。正確なところは原典のページでお確かめください。
同じ読みの名字
福富と同じ読みの名字です。渡辺と渡邊のように、同じ読みで表記の違う名字はよくあります。
同じ漢字を使う名字
福富に使われている漢字を含む、全国に多い名字です(字が同じだけで、由来が同じという意味ではありません)。
「福」の字を含む名字
同じくらいの多さの名字
全国順位が福富の前後にある名字です。
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